「7月中旬、ウィリアム王子夫妻の間に、赤ちゃんが誕生する予定です。英国内ではその子の性別は”女の子だ”と報じられています」と語るのは、英国王室に詳しい現地在住記者。キャサリン妃(31)の出産を、イギリス国民の多くが待ち望んでいる。

「キャサリン妃が3月に英国北部のグリムスビーという所を訪問した際のことです。沿道の市民から熊のぬいぐるみを渡されて、お礼を言う際に、彼女は思わず『私の娘に……』と漏らしてしまったんです」(前出・英国在住記者)

両親は、もし生まれてくる赤ちゃんが女の子であれば既に名前を考えているという。英国王室関係者は「ウィリアム王子とキャサリン妃は、第1子の名前を亡き母と同じ”ダイアナ”にすることを希望しているそうです」と話している。だが、この名づけ案にキャサリン妃の姑に当たるカミラ夫人は怒り心頭。

「カミラ夫人は、ウィリアム王子の実母・ダイアナ元妃が事故死した8年後、王子の父のチャールズ皇太子と再婚しました。後妻になった彼女はダイアナ元妃と比べて、国民的な人気はありませんでした。ダイアナ元妃にコンプレックスを抱くカミラ夫人は、キャサリン妃が娘に”因縁”の”ダイアナ”という名前をつけようと考えていることに相当憤慨しているそうです」(別の現地在住記者)

キャサリン妃とカミラ夫人との間には、もはや修復しがたい亀裂が生じているという。

「キャサリン妃とカミラ夫人が王室の行事で同じ席に着くことは、ほとんどありません。どうしても一緒になる際は2人がなるべく離れた所にいるよう、周囲が配慮しているほど2人の仲は険悪です」(前出・英国王室関係者)

7月出産を前に嫁姑バトルが激化するなか、イギリスのブックメーカー(公認賭け屋)もこの問題に便乗。赤ちゃんの予想倍率のトップは『ダイアナ』(4倍)、2位が『エリザベス』(5倍)、3位『ビクトリア』(6倍)と続いている。カミラ夫人が聞いたら、さぞいら立つことだろう。

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