サセックス公妃となったメーガン・マークルの衣装代は、これまでに1億ドル(約1億千万円)を超えているという。英王室の専門家ケイティ・ニコルがEntertainment Tonightに語った。
ロイヤルウエディングでは、セレモニー用のジバンシィのドレスが44万ドル、パーティー用のステラ・マッカートニーのドレスが15万7千ドルだった。
初の公務では、ゴートのベビーピンクのドレスをセレクト。こちらは643ドルと控えめだったが、先月半ば、エリザベス女王と2人で公務に赴いた際の衣装は、ジバンシィのケープドレスで約1万8千ドル。ダイアナ妃の姪の結婚式では、4,350ドルのオスカー・デ・ラ・レンタを着用した。
エリザベス女王の誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー」では、キャロリーナ ヘレラでオーダーしたオフショルダードレスを選んだ。この日の装いは総額4,000ドル前後だという。
靴やバッグ、帽子などのアクセサリーを含め、これまでに累計100万ドル以上のコストがかかっているが、メーガン妃にはそれだけの価値がある、とニコルは同番組で指摘している。
「メーガンは今や王室の大使です。結婚式を通じて、王室にどれほどの注目が集まったと思いますか。彼女の功績は、この金額に見合うものだと思います」
また、メーガン妃はスタイリストを持たず、自分自身で洋服を選んでいるという。そして、義姉にあたるキャサリン妃同様、公務で同じドレスを何度も着るようになるともニコルは続けて予想している。
「間違いなく、メーガンは以前に着たものを再び着用するでしょう。あれだけの値段の高級服を買って、一度しか着ないなんて、そんな嘆かわしいことはしないと思いますよ」
メーガン妃は、肌の色によく合うニュートラルカラーを多く選ぶ傾向にある。品質が良く、自分に似合うものを手に入れ、それを長い間大切に着る——それが英国王室にふさわしいファッション哲学なのかもしれない。