英王室のヘンリー王子と結婚し、サセックス公爵妃となったメーガン・マークル。高校生時代の彼女が同級生に書き送った手紙には、その性格がにじみ出ていた。
1990年代、メーガン妃は米ロサンゼルスにある女子校Immaculate Heart高校に通っていた。同級生のミシェル・ファナラは、「メーガンとは特に仲がよいわけではありませんでした」とInside Editionのインタビューで語る。
2人の距離が縮まるきっかけとなったのは、ファナラが大好きだった大叔母の死だった。ファナラは悲しみのあまり、自分の殻に閉じこもろうとしていたが、「メーガンは『ダメダメダメ、そんなことさせない』と言わんばかりに、私を殻から引きずり出してくれたんです」。そしてメーガン妃はファナラに手紙を手渡してきた。そこには「もし、あなたが何かを必要とするなら、私がそばにいるからね」と書いてあったという。
ファナラはこの出来事をすっかり忘れていたが、ヘンリー王子とのロイヤルウエディングを見て思い出し、卒業アルバムを引っ張り出してきた。彼女からもらった手紙は、そのアルバムにしっかり挟まっていた。
「彼女は本当に素敵な人でした。性格が悪いなんて、私は思いません」
英王室史上、初めて米国出身のプリンセスとなったメーガン妃については、数々の噂が囁かれてきた。「持ち前の演技力でヘンリー王子を騙した」「友達を選ぶ計算高い女」「かなりの野心家」といった具合だ。しかし、ファナラの思い出話から浮かび上がるメーガン・マークルの人物像は、そんな悪女とはほど遠い。