テキサス州エル・パソに住む少女のツイートが世界中の注目を集めている。13歳の弟と母親が繰り広げるカーチェイスの様子を収めた一連の動画だ。

 

アーロン・マルティネスは先週金曜日、自宅のWi-Fiルータをコンセントから外した。母親が設置した見守りカメラを無力化するためだ。自由を手に入れたアーロンは、自転車……ではなく、あろうことか母親の新車のBMWに乗り込み、恋人の元へと車を走らせた。一緒に遊ぶためのPlayStation4も持っていたが、この企みは間もなく母親の知るところとなった。2人の母親同士が“ママ友”だったため、情報が筒抜けだったのだ。

 

母親は、長女のリザにベルトを持ってこさせ、助手席に乗せて息子の追跡をスタート。同時にリザも動画の撮影を始めた。GPSの発信装置でアーロンの現在地はすぐに割れた。BMWを視界に捉えると、クラクションを連打し、窓を開けて「車を今すぐ寄せなさい!!!」と絶叫する母。その剣幕に恐れをなしたアーロンはすぐに車を停めた。

 

「ベルト、よこしな」

 

リザが家を出るときに持ちだした黒いベルトを握り、マーティンの乗る車へ歩み寄った母は、ドアを開けるや彼をベルトで滅多打ちに。撮影しているリザは笑いをこらえきれず、吹き出している。

 

一部始終を収めた動画をTwitterに投稿すると、メディアから取材の依頼が殺到。

 

リザは地元紙Houston Chronicleのインタビューで「ママは、車を壊されたり、警察に捕まったりする前に弟を見つけたかったんです。ドアを開けたとき、アーロンは笑っていたそうなんですけど、ママがベルトを持っていることに気づいて血の気が引いてたんですって(笑)」と語った。

 

罰として、今年いっぱいスマートフォンとPlayStation4は没収され、自室のドアは取りはずされてしまったとか。もちろん当分の間、外出も禁止だ。

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