英国時間6日早朝、サセックス公爵夫人であるメーガン妃(37)が第一子となる男児を出産した。夫のヘンリー王子(34)は同日夕方、ウィンザーの馬小屋の前で報道陣の取材に応えた。
「想像しうる限り、最高の体験でした。女性がいかに、あのような素晴らしいことを成し遂げているのかについては理解の範疇を超えています。しかし私たちは2人とも、皆さんからの愛と支援にとても感激し、感謝しています。このことを、皆さんと共有したかったんです」と、まずヘンリー王子はカメラの前に現れた理由を嬉しそうに説明。
「妻のことをこの上なく誇りに思っています。そして、全ての父親、両親がみな口にしてきたように、『子どもは本当に素晴らしい』です。小さな我が子があまりにも愛おしくて、天にも昇る気持ちですよ」と目尻を下げて喜びを語った。
ヘンリー王子は、出産に挑むメーガン妃に一晩中付き添っていたと見られるが、誕生した後も2時間しか眠れていないと告白。早くも新生児の育児に付き物の「細切れ睡眠」に直面しているようだ。
名前については、「まだ考え中です」とのこと。
兄のウィリアム王子の妻キャサリン妃は、3人の子どもたちを予め公表していた病院で出産し、退院には報道陣による写真撮影に応じたが、ウィリアム王子夫妻は出産をプライベートなものにしたい、との意向を発表。出産の報告はInstagramの公式アカウントを通じて行い、入院先も明かしていない。ヘンリー王子は2日以内にウィンザー城で家族3人のお披露目をするとしている。王室の伝統に縛られず、妻と子どもを好奇の目から守ろうとするヘンリー王子の姿勢にはSNSなどで「素敵すぎる」「理想の父親だわ」「これが本当の幸せってものだ」とおおむね好意的な声が寄せられている。