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子どもの誕生日に、生涯忘れることのできないプレゼントを受け取った母親のエピソードが話題となっている。

 

Fox NEWSの報道や本人のFacebook投稿によると、テキサス州のホリー・グリメットさんは米国時間22日、近所のスーパーマーケットへ赴いた。注文しておいた娘のバースデーケーキを受け取るためだ。代金を払おうとすると、ケーキコーナーの店員は「もういただきました」と言う。店員は「お金を払ってくれた女性がこれを残していきましたよ。でも、ここで読まないほうがいいわ。きっと泣いてしまうから」と、一枚のメモをグリメットさんに差し出した。そのメモにはこう書かれていた。

 

「私の息子ネヘミヤは今日、8歳になるはずでした。今日という日に良いことをして、息子を思い出したい。お子さんとケーキを楽しんで、今日が特別な日になることを願います。今日は少しだけ強めにお子さんを抱きしめてあげてね。遊んでいるのを見守っているときは、ちょっと辛抱してあげて。かわいい小さな手にキスをして、どれだけ愛しているかを伝えてあげて。私とあなたの子どもたちは特別な贈り物! 今日が素晴らしい日でありますように! 私と天国にいる私の天使から、あなたの家族へ愛をこめて」

 

店員の予言どおり号泣してしまったグリメットさんがFacebookにこのメモを投稿すると、すぐに拡散され話題となった。コメント欄には「泣いた」という報告が多く寄せられている。

 

Foxの取材に、グリメットさんは「物事の見方が変わりました」と話す。

 

「誕生日パーティーなんて開きたくなかったんです。だって、母親として完璧であることを求められるし、お金もかかるでしょう? 土壇場で諦めてパーティーを開くことにしたけれど、このメモで人生の教訓を得ました」

 

今、グリメットさんはこの女性を探しているが、まだ会えてはいないという。

 

「ネヘミヤのママを抱きしめたいんです。今はまだ誰なのかわからないけれど。ネヘミヤと彼のママに敬意を表して、今晩は娘のエヴァを少し長めに抱きしめるつもりです」

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