「トイレ紙の買い占め対策」豪コンビニが導入し効果抜群に
(写真:AAP Image/アフロ)

世界中で日用品のパニック買いに歯止めの利かない状況が続いている。しかし、トイレットペーパーをめぐって乱闘騒ぎまで起こったオーストラリア・シドニーで、買い占め件数を劇的に減らしたコンビニエンスストアオーナーの手腕に喝采が送られている。

 

レッドファーン・コンビニエンスのオーナー、ヘイザム・セッダさんはトイレットペーパー売り場の棚にこんな張り紙を掲げた。

 

「1個あたり3.50ドル(約235円)、2個目からは99ドル(約6,640円)。欲張らず、他人のことを考えて」

 

セッダさんがデイリー・メイル・オーストラリアに語ったところによると、以前は「1人1パックのみ」と注意書きを掲示していたが、誰もこれに従わなかったという。

 

「みんな2つ、3つ抱えてレジにやって来る。『母の分なんだ』『妹に頼まれて』なんて言ってね。注意書きを無視されてイライラは募るばかりでしたよ。でも、2パックからは99ドル、と書いてみたら、みんな1つしか買っていかない。誰も2個以上売り場から取らないんですよ」

 

貼り紙効果はてきめんだった。「これのおかげで、高齢者や、困っている人たちがみんなトイレットペーパーを手に入れることができた。これは重要な点です」とセッダさんは語る。

 

一方、22日にはシドニーのスーパーマーケットの搬入口に張り込んでいたと見られる男2人組がトイレットペーパーを盗んで逃走。ニューサウスウェールズ州警察がFacebookに犯行時の写真を公開し、情報提供を呼びかけている。トイレットペーパーをめぐる騒動は今後も続きそうだ。

関連カテゴリー: