2016年8月に撮影されたイエローストーン国立公園のバイソン(写真:AP/アフロ) 画像を見る

3月24日から閉鎖されていた米国内の国立公園が、今週より営業を再開した。先日、不法侵入した女性が間欠泉に落ちたイエローストーン国立公園も18日からオープンしたが、こちらで早速事故が起きてしまったようだ。INSIDERが報じている。

 

アメリカ合衆国国立公園局によると、20日、園内のアッパー・ガイザー・ベイスン近くでアメリカバイソンが女性客を地面に叩きつけてケガをさせたという。女性が水牛に接近しすぎたことが原因で、バイソンによる人身事故が起こるのは今年になって初。

 

同公園では’00年から’15年の間に、確認されているだけで25人の人がバイソンに襲われており、そのうち21人が旅行客。オフィシャルサイトには「バイソンはイエローストーン内の他のどの動物よりも人を負傷させてきました。その動きは予測不能で、人間の3倍の速さで走ることができます。バイソンからは常に25ヤード(約22.8メートル)以上離れるようにしてください」と注意書きがある。

【関連画像】

関連カテゴリー: