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米連邦航空局(以下FAA)は27日、飛行機内で迷惑行為に及んだ乗客3名に対し、14,500ドル(約158万円)から31,750ドル(346万円)の罰金を科すとプレスリリースで発表した。

 

発表によると、3件とも、FAAが航空機の運航を妨げる乗客に対し罰則を定める「ゼロ・トレランス(不寛容)」ポリシーが適用されたという。

 

同リリースとABC系列のTHE NEWS STATIONの報道によると、3名の内2名は1月4日のハイチ発ボストン行きのジェットブルー航空機に搭乗。1人の男性客が持ち込んだ酒を飲んだ後に大声で叫び始め、客室乗務員の腕を掴むなどして業務を妨害した。近くの席に座っていた乗客は離れた席へ避難させられたという。到着地では警官に出迎えられ、そのまま連行された。この男には罰金上限の31,750ドル(346万円)が課された。

 

同便に搭乗していた別の男もアルコールを摂取し、卑猥な言葉を叫んだり客室乗務員に殴りかかるポーズをしたりと迷惑行為を働いた。こちらも警官のエスコートで降機し、16,750ドル(約182万円)の罰金を申しつけられた。

 

3人目は1月14日のアリゾナ州ユマ発ダラス・フォートワース行きの便に乗っていた。この男はアルコールのミニボトルを複数持ち込んで飲酒、他の乗客に絡むなどして迷惑をかけた。客室乗務員によって移動させられたが、席を立って通路を走り回ったため、乗り合わせた非番の警察官2名が彼を席に戻し、そのすぐ後ろに座って到着まで監視を続けたという。

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