8月29日、米テネシー州のナッシュビル空港で、空港内のセキュリティエリアを不法に出入りした1人の男が逮捕されたとPEOPLE誌などが報じている。男の名はジェイソン・アレン・アレキサンダー(39)。ブリトニー・スピアーズの元夫だ。
NEWS4によると、アレキサンダーは保安検査を通過した後、セキュリティエリアから退出し、その後検査場を通らずに再びセキュリティエリアに侵入。空港及び航空機のセキュリティ違反で逮捕された。「乗る便を探しているうちに外に出てしまった」と供述しているという。
2004年、22歳だったスピアーズは幼馴染みのアレキサンダーと、酒に酔った勢いでラスべガスのチャペルに車を走らせ電撃挙式。その55時間後には婚姻の取り消しを申請し、2人の結婚生活はおよそ55時間で幕を下ろした。
当時、ジャスティン・ティンバーレイクとの破局や、四六時中パパラッチに追い回されるストレスから、衝動的に結婚したとして話題となっていた。
わずか2日余りの婚姻とはいえ、スピアーズの収入はアレキサンダーを大きく上回るものだったため、5,000万円を超える慰謝料を払ったとされる。
しかし、2012年のABC NEWSによるインタビューを受けたアレキサンダーは、二人はお互いに恋をしていたが、スピアーズの母親とマネージャーに無理矢理離婚させられたと語っている。
スピアーズが母親に電話で結婚を報告すると、母親とマネージャーが血相を変えてラスベガスに飛んできたという。ABC NEWSのインタビューに、アレキサンダーはこう明かしていた。
「婚前契約も交わしていなかったから、あの人たちは怒り狂っていたよ。僕の話を聞こうともしてくれなくて……別室に連れて行かれたブリトニーが戻ってきて、『終わりにしましょう』って。
僕は自分が良い人間だと思っていたし、きっと復縁できると思って婚姻無効の書類にサインしたんだ。すごく辛かったよ」
アレキサンダーのInstagramには、妻と息子の写真を投稿しており、幸せな生活を送っていたようだった。一方でトランプ前大統領への支持を公言し、今年1月には、合衆国議会議事堂占拠事件の直前に開催されていた抗議集会に参加。その模様を撮った写真を投稿して炎上していた。