小児性愛者を取り締まり撲滅を目指す活動家グループ「Predator Catchers Indianapolis(PCL)」は、グループのYouTubeチャンネルに、ホテルで少年と落ち合おうとしていたジェレン・アンドリュー・マイルズ氏(35)を”おとり捜査”で”摘発”する動画を投稿し、波紋を広げている。
マイルズ氏はMeta(旧Facebook)社のコミュニティ開発マネージャーだった。TechClunchが報じている。
動画には、観念したマイルズ氏がPCLのインタビューに答える様子が収められている。
性的なメッセージや写真をコーリーという名の13歳の少年に送ったことがすでに露見しているにもかかわらず、「あなたはコーリーにメッセージを送りましたね。彼は何歳?」と聞かれると、「いや、よく知らない」としらばっくれた。
インタビュアーの女性が、「あなたはとても、とても賢い人です。だから、私を怒らせないで」と怒気を込めて問い詰めている。
チャットログを開示して説明責任を果たすよう求められると、コーリーが13歳であるということ、彼と性的に露骨で生々しいやりとりをしたことをマイルズ氏は認めた。
チャットでホテルで会う約束もしていたが、実際にそうするつもりはなかったと、最後まで主張し続けた。
この動画が投稿されてからまだわずか数日だが、Meta社内に彼の席はもうないという。
Meta社の広報担当者はTechClunchの取材に対して、以下のように回答している。
「この疑惑の深刻さは、いくら強調してもし足りないぐらいです。その人物は、すでに我が社の社員ではありません。我々はこの状況について積極的に調査を行っています。現時点でこれ以上のコメントは差し控えます」