ジョニー・デップとアンバー・ハードの法廷闘争は、デップの勝利で幕を閉じた。
ハードはデップの名誉を傷つけたとして、1500万ドル(約20億円)の支払いを命じられた一方、デップは笑顔で弁護団と抱擁を交わし、颯爽と裁判所を後にした。
この裁判の決着で、ある署名運動の勢いが加速している。Change.orgで行われている「アンバー・ハードを映画『アクアマン2』から降板させてほしい」というキャンペーンだ。
「アンバー・ハードはDV加害者として知られ、それは証明されているため、ワーナー・ブラザースとDCエンターテインメントはハードを『アクアマン2』のプロジェクトから外すべきです」と、発起者のジーン・ラーソンはキャンペーンページに綴っている。
KTLAによると、5月1日の時点で賛同者は200万人ほどだったが、裁判の開始と共にその数は激増傾向になったという。
ハード側の敗訴を受けて勢いはさらに増し、6月2日時点で約448万人の賛同者を集めている。
ゴールは450万人に設定されているが、達成すればChange.org史上、最も支持を集めたプロジェクトの1つとなるとKTLAは報じている。
『アクアマン」では、ヒロインのメラ役を務めていたハード。
THE INDEPENDENTによると、続編の撮影はすでに今年1月に終了しており、降板は現実的ではないかもしれないと伝えているが、映画の人気には暗い影を落としそうだ。