元妻のアンバー・ハードとの名誉毀損訴訟に勝利したジョニー・デップの“気前の良さ”が止まらない。
友人のミュージシャン、ジェフ・ベックのライブにゲスト出演したことが話題となっていたが、デップはベックと共にスタッフを引き連れ、ツアーで訪れた各地の飲食店に出没しているという。
Daily Mailの報道によると、6月5日夜にバーミンガムのインド料理店「Varanasi」に総勢21人で来店。
シャンパンやチキンティッカマサラなどを楽しみ、チップを含めて5万ポンド(約830万円)を、デップは気前よく支払っていったという。
Varanasiの支配人であるモハメッド・フセイン氏は、Daily Mailの取材に対してこう明かしている。
「いきなり『ジョニー・デップがグループで食事をしたいと言っています』と、彼のスタッフから電話をもらった時、何かの冗談だろうと思いましたよ。
その後、彼のセキュリティチームがやって来て店内をチェックし始めました。彼や他の客に迷惑をかけてはいけないと思って、貸し切りにすることにしたんです」
しかしそれはまったくの杞憂だったと、フセイン氏は語っている。
「彼はとても素敵で常識的な人でした。店員、私の友人や家族とも時間を取って話をしてくれたり、写真撮影にも喜んで応じてくれました」
フセイン氏は、その夜もっとも心に残ったシーンを次のように振り返った。
「私がバックオフィスで仕事をしていると、ジョニーが『少しみんなと離れたい』とやってきて、私の隣に座り、店内の防犯カメラ映像を見ながらいろいろとおしゃべりし始めたんです。
アンバー・ハードや裁判のことは聞いていません。防犯カメラの仕組みについても質問していました。ジョニーはとても謙虚な方で、ずっととりとめのない楽しい会話をしていました」
一方、裁判所から1035万ドル(約13億4550万円)の賠償金をデップに支払うよう命じられたアンバー・ハード。CBS NEWSによると、彼女は深刻な資金難に陥っており、破産を申請する可能性も浮上しているという。