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アイルランドで67歳の男性が大型のニワトリに襲われて死亡するという事件が起こっていた。Mail Onlineの報道によると、2年前の事件だが、今週審問が開かれたことで明るみに出たそうだ。

 

’21年4月、アイルランド西部のバリナスローにある住宅で、間借り人のコリー・オキーフさんは助けを呼ぶ叫び声を聞いた。声のした方へ駆けつけると、大家のジャスパー・クラウスさんが足から大量に出血して意識を失いかけていたという。クラウスさんは「おんどりが……」と息も絶え絶えにつぶやいて失神。オキーフさんはクラウスさんの娘ヴァージニア・ギナンさんを呼び、救急車が到着するまで懸命に心肺蘇生を行ったそうだ。

 

Irish Mirrorによると、ギナンさんが現場へ到着した頃には救命士がクラウスさんの蘇生を試みていたが、その後間もなく亡くなったという。クラウスさんのふくらはぎには大きな傷があり、そこから出血していたことがわかった。ギナンさんは、父親が飼っていた「ブラーマ種」という大型のニワトリが以前自分の娘にケガをさせたことを思い出し、問題のニワトリを確認したところ、その爪は血に染まっていたという。

 

検視の結果、死因はニワトリが足爪をふくらはぎに突き刺した際の出血による「出血性心不全」とされた。クラウスさんは末期のがんを患っており、心臓がひどく弱っていたことも災いしたようだ。ブラーマ種は太い脚と大きな爪を持つ“世界最大“と言われるニワトリの一種で、愛玩用として飼育されているケースが多い。

 

ギナンさんは審問で、娘がこのニワトリに襲われた時に殺処分するよう父親に進言したが彼は聞き入れなかったと語り、「どんな鳥であっても、攻撃的なそぶりを見せたらすぐに追い払うべきです」と呼びかけたという。

出典元:

WEB女性自身

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