Airbnbで借りた物件に575日間住み続けた女がついに追い出された。英Daily Mailが報じている。
エリザベス・ハーシュホーン(55)は’21年9月、民泊マッチングサービスAirbnb経由で米ロサンゼルス・ブレンドウッドにある物件を借りた。プールやテニスコート、フィットネス施設などを備えた350万ドルの豪邸に併設されたゲストハウスで、契約期間は6カ月だった。
しかし、ハーシュホーンは退去期限が来てもこの家から出て行かなかった。家主のサッシャ・ヨヴァノヴィッチさんが彼女に出て行くよう伝えると、ハーシュホーンは「引っ越し費用」と称して10万ドルを要求し、家賃の支払いも拒否したという。そんな経緯から、ハーシュホーンはいつしか「地獄から来た間借り人」と呼ばれるようになった。
膠着状態だった状況が変わったのは今月3日。不法占拠から約2年を経て、ハーシュホーンはロス市警の警官によって連れ出され、私物は全て運び出された。
「ついに彼女が出て行きました!この週末はよいものになりそうです。とてもほっとしていますが、精神的にほとほとまいってしまいました」とヨヴァノヴィッチさんはDaily Mailにコメント。
PEOPLEによるとヨヴァノヴィッチさんはすでに鍵を替え、迷惑な間借り人が帰って来られないよう様々な予防措置を講じているという。