英王室のキャサリン皇太子妃(42)は22日、SNSに投稿したビデオメッセージで、がんと闘っていることを公表した。この衝撃的な事実は世界中から驚きをもって受け止められたが、報道で初めて知った王室関係者がいたようだ。キャサリン妃の義弟にあたるヘンリー王子とその妻メーガン妃だ。
英Times紙は、キャサリン妃ががんに罹患していたことはヘンリー王子とメーガン妃には事前に共有されておらず、彼らは世間と同時に知ったと見られていると報じた。
「このことは、彼らが引き起こした取り返しのつかないダメージを如実に物語っています。信頼は地に堕ち、王室は彼らから距離を置くようになったということです」とある関係者はTimesの取材に対して語っている。
まさに“寝耳に水“の報道だったためだろうか。ヘンリー王子夫妻は以下のようなごく短い声明を出すのみだった。
「私たちは、ケイト(キャサリン妃)と家族の健康と快癒を願っています。彼らのプライベートが守られ、平穏な中でそれが叶いますように」
キャサリン妃はビデオメッセージの中で、1月に腹部の手術を受け、その後の検査でがんが見つかったが、3人の子どもたちにこの事実を伝える最適な時期を待っていたため、今月末の公表に至ったと述べている。がんの部位やステージについては明かされていないが、現在は公務から離れ、予防的な化学療法を受けている段階だという。
退院後に発表した子どもたちとの写真が加工されたものであったことから、今回のビデオメッセージに関しても、”AIによって生成されたものではないか”という陰謀論めいた心無い声もSNSに上がっている。闘病を公表したキャサリン妃の身辺は騒がしいままだ。