3月31日、視聴率34・8%でついに最終回を迎えた韓国版『花より男子~Boys Оver Flowers』(KBS)。
 F4のキム・ヒョンジュン(22)、イ・ミンホ(21)、キム・ボム(19)、キム・ジュン(24)、そしてヒロインのク・へソン(24)らの結束力で、ドラマはずっと視聴率30%超えの大ブレイク!
 その人気を支えていたのが俳優やスタッフたち。みんな、の状態で、過酷ロケを乗り切っていたのだ。
「SS501のリーダー・ヒョンジュンは、音楽活動を休止して『花男』ロケに参加するという力の入れようでした。撮影中、体重が7・も減って、クランクアップ後は、過労で1泊2日の入院をしたほどです」(韓国紙記者)
 たび重なる交通事故、出演女優チャン・ジャヨンさん(享年26)の死などを乗り越え、最終回も高視聴率を記録して、大成功のうちに幕を閉じた。
 今度は日本でも4月12日(日)からMnetでの放映がスタート。4月16日(木)には、東京・JCBホールで日本放送記念イベントが開催され、F4が堂々の初来日!
 今回の「韓ナビ!」では、来日イベント&ロケの舞台裏秘話をF4が独占告白!
 実はイベント前日、本誌は都内のホテルでF4の特写を行っていた(5月12日発売号で大公開。お楽しみに・)。
 取材撮影用に貸し切られたフレンチレストランには、事務所マネージャーやヘアメーク、撮影クルーなどでいっぱい。ほかのメンバーの撮影待ちの間、テーブル上の本誌をペラペラとめくっていたのはボムだった。
 ボムは昨年、本誌編集部を訪問していた。当時はまだ初々しく少年のような印象だったが、目の前の彼はオトナの男性。『花男』のハードロケで、ひと皮もふた皮もけて、男を磨いたようだ。本誌のチュ・ジフンのグラビアページに目を留めていたところで、記者は声をかけてみた。
「あっ! どうも。覚えてますよ。よろしくお願いします」
 一瞬で少年のようなみが戻った。ロケの感想は?
「もちろん、肉体的にも精神的にもハードで、事件や事故も多い撮影でした。
 無事に撮影を終えて、振り返ってみると、何よりも大切な人たちに出会えたことが一番の幸せ。僕にとって意義深い作品でした」
 と感慨深げ。
 だが、F4は最初から“仲よし”ではなかったという。
「最初はお互い気まずかったんですよ。でも、クランクインしたばかりのころ、海外ロケに行ったことで、仲よくなれたんですよ。
 ロケ最終日は、海辺でエンディングシーンを撮りました。監督からOKが出ると、『お祝いだ!』って、みんなで寒い海に入って、ふざけ合ってました。
 撮影が終わってからは、『花男』チームで撮影することはできませんが、こうしてほかにも会う機会があるので、寂しさも和らぎますね」
 隣のソファにいたジュンにも直撃取材してみた。
「F4のメンバーと撮影を無事、終えてしいです。ホントに貴重な体験をさせていただきました。
 体重もちょっと落ちましたが、バテないように毎日ちゃんと食べて、健康管理に気をつけていました。パワーの源は、毎日食べていたキムパプ(韓国風)です。
 正直、徹夜続きで大変だったんですよ(笑)。でもみんなとさを共有したことで、結束力も強くなりました。今となってはいい思い出ですよ」
 この夜、F4はフジテレビの『SMAP×SMAP』と『チョナン・カン2』の収録のためにお台場へ。
「ヒョンジュンは牛丼マニア。今回の来日でも楽しみにしていました。フジテレビの控室でも、テイクアウトした吉野家の牛丼をおいしそうに食べてましたよ。
 並盛り、卵に唐辛子と紅しょうがをワイルドに混ぜて食べるのが、ヒョンジュン流なんです」(マネージャー)
 韓国は、ビビンバのように混ぜて食べる食文化がある。ヒョンジュンのような食べ方も当然なのだという。
「『SMAP×SMAP』の収録中、“変顔”をすることになったんですが、ヒョンジュンは自分のイメージを気にして、そんなに変な顔を作れなかったんです。控室に戻ると、『僕も香取慎吾さんのように、かっこよくても面白いことができるようになりたい』って話してました」(関係者)
 本誌にロケの思い出話を語ってくれたのはミンホ。
「真冬のプールに落ちてしまった後、雨の中、ク・ヘソンを待つシーンが、いちばん印象的です。その日、僕はすごい高熱が出て、体調も最悪。周りはみんな『今日はやめよう』と言ってくれたんですが、僕はやりたかった……」
 結局、スタッフの判断で雨から雪の演出に変更になった。
「原作を何度も読んでいたので、このシチュエーションでは、絶対、雨が必要だと強く思っていたのに」
 とミンホは今も悔しそう。若手とはいえ、役者魂はベテラン並みなのだ。
 迎えたイベント当日の16日、会場付近はファンで大盛況。昼夜の2部開催だったが、昼の部には、原作の神尾葉子さんの姿もあった。
 約2時間30分のイベントは、SS501のミニライブでフィナーレに。
「ドラマは終わっても、F4は今でも、お互い携帯で連絡を取り合ったり、ときには食事に行ったりと交流は続いているんですよ」(ボム)
 次世代の韓流四天王はF4になるかも!?

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