残暑厳しいこの季節、夏バテによる食欲不振や、胃腸の調子がイマイチ……とお悩みの読者も多いはず。そこで今週は、STAR40人の“夏の元気メニュー”を徹底取材!

現地“実食”ルポで彼らのパワーの源を探ります。まずはイ・ビョンホン(39)が足繁く通うタイ料理専門店マイタイ』に突撃!
ビョンホンさんは月に1度は足を運んでくださる常連さんで、店には彼の指定席もあります。つい先日はビョンホンさんがお友達を招き、誕生パーティを開かれました」(店員)
タイ人シェフの本格的な料理が楽しめるこちらのお店で、彼が夏場に必ず注文するの
が“カニ肉のクリームカレー”(2万4千ウォン=約1千800円)。カリカリに揚げたカニ肉をカレーと唐辛子で炒めた人気料理で、香ばしくピリッと辛い風味が食欲を刺激!
ちなみに同店のオーナーは、ドラマ『悲しき恋歌』にも出演した俳優のホン・ソクチョンさん(38)。ビョンホンのほか、チソン(32)やイ・ジフン(30)など、STARの来店も多いという。
続いて記者が足を運んだのは、タコ&イカ料理専門店のペッコドン』。
お目当ては、東方神起メンバーやシン・スンフン(41)、ソン・ユナ(36)も大好物という“タコのプルコギ”(1万5千ウォン=約1千130円)。
生きたままのタコを豪快に鉄板に投入し、ごま油とコチュジャンで炒めた料理で、これがとにかく辛い!
「韓国では、疲労回復のためにタコを食べる習慣があります。コチュジャンの辛み成分は、夏バテにも絶大な効果があるんですよ」(店員)
汗だくになりながら完食すると、あら不思議。体が軽くなった気がするのは、発汗作用のせいかな? 高タンパクで低カロリーのタコ料理は女性にも好評で、平日でも行列ができることがあるそうだ。
同じエリアにある『ヨンタバル』は、チャ・テヒョン(33)やSS501メンバーが常連のホルモン焼き専門店。
テッチャン”(牛の大腸・2万5千ウォン=約1千880円)や“ミノ”(牛の胃・2万7千ウォン=約2千30円)はプリプリの食感で、ビールや焼酎との相性も抜群。
「スタミナ補給に最適なホルモンは、ビタミンとミネラルが豊富。コラーゲンの宝庫でもあるので女性にもおすすめです」(店員)
体力を消耗する夏場、チャン・ドンゴン(37)やパク・ヨンハ(32)、チュ・ジンモ(35)、そしてリュ・シウォン(36)らトップSTARが頻繁に訪れるというのが、 “カムジャタン専門店の『チャミマ』だ。
豚の背骨とじゃがいもを煮込んだ“カムジャタン”(2〜3人前2万3千ウォン=約1千730円)は、長ねぎやえごまなどの野菜もたっぷりで栄養満点。柔らかく煮込んだ骨付きの豚肉にかぶりつくと、全身から滝のような汗が……。
「にんにくや生姜、唐辛子入りの熱々のカムジャタンを食べて汗をかくと、体がすっきりすると評判です」(店員)
まさに、熱さをもって暑さを制する“体育会系”メニューなのだ。一方、この季節は疲れた胃に優しい“夏?”を好んで食べるSTARも多い。

韓国風ウナギにはソ・ジソブもハマって

Rain(27)とBoA(22)が「イチオシ」という『オダリジプ、“釜山冷麺”(3千ウォン=約230円)が一番人気。一般的な冷?はそば粉などを原料にしているが、釜山冷?は小麦粉で作るのが特徴。さっぱりと爽快感のある喉ごしで弱った胃腸にもぴったりの一品だ。
クォン・サンウ(33)が夫婦で訪れる『モダンパプサン』は、豆乳麺のコングクス”(8千ウォン=約600円)が有名。大豆で作った乳白色の冷製スープは、見た目も実に涼しげ!
あっさり味のスープに、お好みでキムチや塩をプラスし、?を絡ませ豪快にすするのが“通”の食べ方だという。
同じ麺類でも、刺激的な激辛ラーメンを愛するのは、キム・ヒソン(32)とスーパージュニアのメンバーたち。
真っ赤な唐辛子スープに、岩のりや卵、餅をトッピングしたパルゲトクラーメン”(4千500ウォン=約340円)が大人気のトゥムセラミョン』には、クセになる辛さを求めて来店するリピーターも多いそうだ。
「唐辛子はビタミンが豊富で夏バテ予防効果が高いんですよ」とスタッフは話すが、
《辛いもの好きの韓国人でも逃げ出す》と評される激辛ラーメンは、われわれ日本人にとっては少々ハードルの高いメニューといえるかも。
日本の土用の丑と同様、韓国でも夏の滋養食といえば“ウナギ”が代表的。
キム・レウォン(28)やソ・ジソブ(31)、ソン・ユナが通い詰めるのが、ウナギ専門店のジャンオラン』だ。ソウル中心部からやや離れているものの、味にこだわりのある芸能人の常連が多いのは、上質の韓国産ウナギのみを使用しているから。
ウナギは2匹(3万8千ウォン=約2千850円)から注文可能で、鉄板や網で焼いてサンチュに巻いて食べるのが韓国流。味付けが、?油、コチュジャン、塩焼きの3種から選べるのも人気の理由だ
ウナギと並んで韓国の国民的滋養食と位置付けられているのが、鶏を丸ごと1羽使った宮廷料理の“参鶏湯”。
老舗の『ヨンヤン(栄養)センター』は、イ・ビョンホンやハ・ジウォン(31)も馴染みの有名店で、彼らのお気に入りは“高麗人参入り参鶏湯”(1万8千ウォン=約1千350円)だという。
「鶏肉の中に詰めて煮込む高麗人参には、心臓機能を強化する作用があり、なつめには胃を保護して貧血を予防する効果があるといわれています。
ビョンホンさんは、香りの高いすりごま入り参鶏湯もお好きで、マネージャーさんがテイクアウトでお買い求めになることもあります」(店員)
残暑を乗り切るSTARの秘策は食にあり!

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