2月3日、第19回ソウル歌謡大賞の授賞式で少女時代が大賞・本賞・デジタル音源賞の3冠に輝いた。
『少女時代』は、韓国で今や飛ぶ鳥を落とす勢いの女性アイドル・グループだ。
「第1期は’90年代後半、第2期は’00年代初めに、そして昨年から今年にかけて、K-POP女性アイドルの第3期ブームが到来しました。
その火付け役となったのが、
’07年デビューの9人組『少女時代』。同じ事務所でもある東方神起の妹的存在です

と、K-POPナビゲーターの古家正亨さんが語るように、今、平均年齢10代という女性グループが花盛り!
今回の「韓ナビ!」では、ブレイク中の女性アイドル5組を徹底ガイド!
『少女時代』は透明感と新鮮さのある、典型的な正統派アイドル。“隣のお姉さん”的な親近感も、ブレイクに一役買ったようです。
9人組という大所帯は、韓国の女性アイドルでは初めて。モーニング娘。のケースを輸入して成功したようです

と語るのは、音楽番組でVJ(ビデオ・ジョッキー)経験もある、K-POPライターの酒井美絵子さん。
かわいさをウリにはしていますが、全員170㌢以上の長身で、バービー人形のような存在なんですよ」(古家氏)
昨年のヒット曲『Gee』では、その美脚を生かした“ケダリ・チュム”(カニ足ダンス)で、ファンを引き付けた。
女性グループの人気を左右するのがチュム(ダンス)なんです。○○ダンスと呼ばれるようなキャッチーなダンスこそが、強力なアピールポイントなんですよ
韓国人が大好きなカラオケで、誰もが踊れる、わかりやすいダンスが好まれますね」(酒井さん)
『少女時代』の“好敵手”となっているのが、5人組の『Wonder Girls(ワンダーガールズ)』。全身をくねくねする“テルミー・チュム”や“レトロ・チュム”で大ブレイクした。
「10代のファンが、自分たちでテルミー・チュムを踊り、その映像を、動画投稿サイトに載せて競い合っていました。
韓国で動画投稿サイトの人気を後押ししたのは、彼女たちなんですよ」(古家さん)
実は、デビュー当時の彼女たちは、R&Bをじっくり聴かせる実力派だった。それが、アイドル路線に転向後、大ヒット。昨年には北米に進出し、アメリカンドリームももうすぐ。しかしそこまでの道のりは険しかった。
「’07年にはソヒ(17)がバイク事故に。一昨年には、メンバーが乗っていたタクシー運転手が死亡する事故も起こりました」(酒井さん)
この2組の後を追うのが、5人組の『KARA(カラ)』。ここで紹介する他グループに先駆けて、2月7日には初の来日コンサートを開催。
彼女たちのトレードマークともなった“オンドンイ(お尻)・チュム”で、華麗なる日本デビューを果たした。
『KARA』の日本での知名度を上げたのが、劇団ひとりさん(33)。“大ファン”である劇団ひとりさんがバラエティ番組で彼女たちをたびたび、紹介したので、口コミで広がったようです」(古家さん)

10代のカリスマ、女性版『BIGBANG』

古家さんも酒井さんも「かわいらしさをアピールする『KARA』が、最も日本のアイドルに近い」と共通意見。
「キャラ的に『AKB48』に似ていますね。特にアキバ系男子のファンが多いんですよ」
と酒井さんは言う。
そんな最もホットなメンバーから本誌に生の声が届いた。
「親しみやすさがあるようで、みなさんに応援していただいていると思います」
多忙ななかでの健康の秘訣は、スンヨン(21)、ハラ(19)、ジヨン(16)の3人が、「睡眠」。ギュリ(21)は「健康補助食品と簡単な運動」。ニコル(18)が「有酸素運動」。
オフの日は「読書や映画鑑賞」「睡眠」「食べ歩き」「ショッピング」「学校へ行く」など多様だが団結は固いようだ。
寄宿舎生活なので、いつでもどこでもメンバーと一緒です。ショッピングに出かけたり、夜遅くまで話しこんだり、仲よく過ごしています。
仕事以外には、メンバー全員で一緒に旅行に行ってみたいです! みんなで行ったら絶対、面白いと思うから!

最後に本誌読者にメッセージを送ってくれた。
今後も多くの活動ができるように常に努力し続ける『KARA』でありたいです。愛情を持って見守ってください
2NE1(トゥーエニーワン)』は、5組のなかで最もアーチスト志向。
歌って踊れるヒップホップ系の実力派で、女性版『BIGBANG』というスタンスです。10代女性のカリスマ的な存在なんですよ
と前出・古家さん。
男に媚びない姿で、最も女性ファンを獲得しているグループでしょう。メンバーのCL(シエル/18)は英語、フランス語も堪能な語学通。フィリピンでアイドル経験もあるサンダラ(25)はタガログ語も話せる、グローバルなグループですね」(酒井さん)
最後の5組目『T-ara(ティアラ)』は、ほかのグループに対抗心メラメラ!
「同じ所属事務所の『Davichi(ダビチ)』『SeeYa(シーヤ)』と、それぞれ期間
限定ユニットを組みました。そのときのユニット名と曲名が『女性時代』と『ワンダーウ
ーマン』という、先の2組を“連想”させる名前だったため、衝撃的でした」(古家さん)
その半面、ラブソングに限らず、20代女性への応援歌的な歌詞を歌い、女性ファンの心もうまくキャッチ。ただ、STARの道に近道なし。
全員、各事務所の合宿所で、厳しいレッスンを重ねてやっとデビューした、叩き上げなんです」(古家さん)
日本でブレイクするのはどのユニットになるか注目!

ヨン様 HOT通信 〝実写化〟最終回はどうなる!?アニメ『冬ソナ』ジウ姫との再共演秘話

年が明けてもヨン様(37)チェ・ジウさん(34)は、アテレコに励んでいますよ。
心配されていたヨン様の体調も今や全快で、とても元気です
」(仕事関係者)
「スカパー!」のDATVで放映中のアニメ『冬のソナタ』の制作は着々と進行しているようだ。
「現在のアテレコは、放映回単位ではなく、アニメーションが完成するたびに、場面ごとの細かい単位で進めています」(映像関係者)
最終回は、ヨン様とジウ姫が実写で“共演”という感動のフィナーレが用意されている。ドラマ版では、チュンサンとユジンが別れたシーンで終わったけど、今回は?
「実はまだどんなラストになるのか、決まっていないんです。内部で打ち合わせを重ねているところで、ヨン様もアイデアを出しているんですよ」(前出の仕事関係者)
家族が期待するユジンのウエディングドレス姿になるのだろうか!? 期待大!

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