1 チャン・グンソク「僕は“雨”というのが“涙”に例えられるのではないかと思います」
-まず挨拶の方をお願いします。
グンソク こんにちは。韓国の俳優チャン・グンソクです。今日は忙しい中、皆さんここまで足を運んでいただいてありがとうございます。『ラブレイン』というドラマは、2カ月ほど前かな?韓国では終了したんですけれど、明日から日本でも放送されるということでドキドキしています。日本の皆さんも感動を楽しみにしてください。
ユナ こんにちは。少女時代のユナです。私は『ラブレイン』で1970年代はユニという役、現代ではハナという役を演じました。明日から放送されるということで、たくさんの人に見ていただければと思います。
-(『ラブレイン』ダイジェスト放映後)ご自身が描く『ラブレイン』とはどんな作品なのか教えていただけますか?
グンソク 僕は“雨”というのが“涙”に例えられるのではないかと思います。嬉しさ、喜びの涙、また悲しみの涙とも表現できると思うんですが、生きていくうえで様々な感情を経験しますが、愛を通じて流す涙というのは、ドラマのセリフにもあるように“愛の雨”にも似ていると感じました。なので『ラブレイン』というタイトルがその意味をよく表していると思います。
ユナ 私はまず『ラブレイン』というタイトルを聞いた時に思ったことがあります。私は元々、雨の日が大好きなんですが、雨の日というのは感性が豊かになる気がするんですね。そして“愛”という単語、“愛”という雰囲気がピッタリ合うなと思いました。なのでこのタイトルを聞いてたくさんの方が感性豊かにいろんなことを感じて、そしてそれを充電する機会になってくれたらなと思いました。
-チャングンソクさんは、70年代では音楽の才能溢れる美大生イナ、現代では業界屈指の遊び人で人気のフォトグラファー、ジュンを演じられましたが、演じてみていかがでしたか?
グンソク 全く正反対の役どころですよね。こういった一つの作品の中で違った役柄を演じることができるということが、私の中で大きな意味のあることだと思いまして選択をしました。70年代のイナという人物は非常に純朴な青年で、私と非常に似通った部分がありまして、とても演じやすかったです。逆に現代のジュンという役は、僕と違ってプレイボーイだし、ユナさんとのキスシーンもあるのでとても難しかったです。そうだね~。(笑)
-ユナさんは70年代は清楚でおとなしいユニ、現代では明るく天真爛漫なハナの二役を演じられましたが、いかがでしたか?
ユナ 私は70年代の演技がうまく出来るかどうか、最初は心配していました。なぜなら70年代というのは私が経験をしたことのない世代なので、上手く表現できるかなということで心配していたんですが、撮影が始まってみますとスタイルや小道具やいろんな風景をみながら、その風景に合わせて演技をすることができたと思います。そして現代のハナですが、ユニよりもハナの方が自分と似ていると思ったので演じやすいと思っていたんですが、実はそうでもありませんでした。むしろ自分と似ているということで、今度は自然に見えるかどうかがすごく心配になりました。なので最初は優しいと思っていたんですけど、とても難しかったです。でも一人二役ということにチャレンジできて非常に意味深い作品になりました。
グンソク なんか僕とは完全に反対じゃないですか。70年代の方が好きだったのに……。以上です。(笑)
ユナ 私も70年代良かったですよ。(笑)