image

「ただいま!」
センターステージに一人登場したユナクを出迎えたのは、会場いっぱいに煌めく1万2千の☆。1年10ヶ月ぶりに味わうファンの歓声と拍手。ファンの「お帰り!」の声に何度もうなずきながら、キラキラと輝く笑顔で応えた。

韓国出身のダンスヴォーカルグループ「超新星」が、14日、横浜アリーナでファンミーティング「2013 CHOSHINSEI FAN MEETING “THANK YOU”」を開催。
7月末に除隊したリーダー、ユナクの復帰を記念し、急きょ開催が決まったイベントには、ユナクの帰りを待ちわびた1万2千人のファンが駆けつけ、6人での活動再始動を祝った。

image

6人そろってのイベントは、2011年10月にさいたまスーパーアリーナで行われ、1万7千人が涙したファンミーティング「For You」以来、1年10ヶ月ぶり。3時間におよんだ興奮と熱狂のステージは、今回、ユナクを迎えるために作られた新曲『おかえり。』の合唱で幕を開けた。

ファンへの第一声「ただいま!」と挨拶したユナクは、ソロ曲『Again』を情感たっぷりに熱唱。続く、ダンスナンバー『ドラドラcrazy love』では、サングラスをかけ、キレのよい迫力のダンスパフォーマンスを披露した。
そして、6人そろってのパフォーマンス1曲目は、代表曲『Superstar』。ノリノリのダンスで会場を熱狂させた。

image image

「6人の久しぶりの『Superstar』は、練習室で何度かレッスンしましたけど、じっさいステージの上で歌うと違いますね」と喜びをかみしめたゴニル。
ソンモは、「今日は超新星の記念日になるかもしれません!」と“男前”なコメントでユナクを迎えた。

ファンミーティングコーナーでは、「ユナクの2年間」「超新星の2年間」と題して、ユナクとメンバーが映像と写真で2年間を振り返った。

入隊前の最後のファンミーティングで号泣するユナクを見ながら、「なつかしいですね」「若い!」とユナクをからかうメンバー。

image image

「正直、あのときは寂しかった。思い出したくないくらい。でも、この思い出があったから、2年間頑張れたと思います」と振り返るユナク。

軍隊生活の間に6㌔減量したというユナクは、時には「老けたと言われるから、今、甘いものを食べて若返りしようと思ってる(笑)」とおどけ、時には、「おめえら!」と弟たちを制し、入隊前と変わらず流暢な日本語で進行。これには、ゴニルもたまらず、「ドSのユナクには勝てないよ(笑)」と本音をポロリ。

image image
その後、5人でリリースした『Stupid Love』『She’s Gone』のなどのダンス曲の話におよぶと、「PVを見たら、すごくかっこ良かった。5人だけでもいいかもと思った(笑)
と、入隊中の心境を吐露。
そして、「実は今、『For You』で朗読した手紙と、一昨日書いた手紙を持ってます」と話し、「今日は泣かない」と照れながら、手紙を読み上げた。

「僕は、『For You』で読んだ手紙で、ファンのみなさんに約束しました。『僕が戻ってくる日まで、5人を守ってください』、『超新星のリーダーになってください』『愛する弟たちの道を作ってください』と。そして、みなさんは約束を守ってくれた、ありがとう。ユナクを待っててくれてありがとう。新曲『WINNER』もすごくいいセールスの結果が出ました、ありがとう。軍隊にいるとき、僕はなぜ、芸能人になったんだろうと悩みました。でも、そんなとき、『ユナクがいてくれるから仕事を頑張れる』と言ってくださるファンのこととを思い出し、僕という人間がほかの人の力になれるなら、もっと頑張ろうと思うことができました。みなさんは、超新星に日本に来てくれてありがとうと言ってくれますが、逆に言いたいです。超新星のファンになってくれてありがとう。好きになってくれてありがとう。そんなみなさんへ僕からのプレゼントとして、もっともっと頑張る姿を見せます」

image

手紙を読み終え、「おめえらが寝ているとき、3時間かけて書いた」というユナクに「すごく感動的」(グァンス)「ユナク、大好きです」(ゴニル)と弟たちも感動で胸がいっぱいの様子。その後も、2年間の5人の個人活動の話や、ユナクが『Are you ready』の振り付けに挑戦し、5人がテストするなど、6人の息の合った楽しいトークが続いた。

最後の挨拶では、「超新星とミルキーウェイにとって、ここは小さい。やっぱり、東京ドームでやりたいな」と意欲的なゴニルに「日産スタジアムでもいいんじゃない?」とノリノリのユナク。
グァンスは、「2年間みなさんと帰りを待ちながら、僕らとミルキーウェイのつながりが強くなった。その状態にユナクが戻ってきて、6人の活動が楽しみです」と抱負を。ユナクのいない間、リーダーを務めたソンジェは、ユナクの隣で終止、安心したように微笑んでいるのが印象的だった。

image

また、「6人になると、自分が話すタイミングがぜんぜんわからない」というジヒョクに代わり、グァンスがこう続けた。
「ハッピーブタがこんなこと言ってました、『超新星の第二幕が始まる』って。みなさん、超新星に遅れずについてきて下さい!」
そして、〆のユナクは、「きゅうに決まったファンミーティングも満席になって本当にうれしい。いま、どうやってみなさんにこのお返しをしていけばいいのか悩んでいます。最後にこの言葉を言いたい! もう1回いってもいいですか?!」と叫ぶと、ダブルアンコールへと突入。

この日は、5人の超新星で発表された『She’s Gone』『Stupid love』 を韓国語バージョンで歌ったほか、最新シングルでオリコン週間ランキング3位を獲得した新曲『WINNER』をお披露。また、ユナク不在の期間、歌うのを封印していた『まごころ』を6人で熱唱した。
9月からは11都市17公演に及ぶ待望の全国ツアー「超新星LIVE TOUR 2013“Party”」が始まる。

image

関連カテゴリー:
関連タグ: