9月10日、上岩(サンアム)文化広場で『ソウルドラマアワード2015』が開かれた。同授賞式は今年で10回目、TVドラマに特化した国際授賞式において、最大規模の成長を見せた。韓国国内だけでなく、世界中のドラマから優秀作品賞と俳優を選定し、授賞する行事として今年は212作品が出品し、48カ国が参加した。

 

同日、授賞式&受賞者としてはイ・ヨンエ、イ・ミンホ、イ・ジュンギ、、ソ・イングク、パク・ヒョンシク、ユイ、そして『深夜食堂』に出演しているオダギリジョー、小林薫らが一同に会した。今年は例年とは違い、野外で行われ、より多くの人が観覧することができた。 

 

5時30分から始まったレッドカーペットには多くのスターが出席。特にイ・ジュンギはファン一人一人と目を合わせて握手をするなどスターらしい対応で観客たちにワールドスター級のマナーだと称賛を受けた。 

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(イ・ジュンギ、ソ・イングク)

 

国楽と現代的なダンスが調和した斬新なオープニングステージを合図に本行事は始まった。中国から多くのファンが駆けつけたようで、中国人俳優や中国で人気のある俳優が出ると、割れんばかりの歓声が上がった。 “韓流熱”が日本から中国に移った感じが一瞬した。 

 

韓流ドラマ作品賞には優秀賞に『朝鮮ガンマン』、『ピノキオ』が、最優秀賞には『キルミヒルミ』が輝いた。『朝鮮ガンマン』で主役を努めたイ・ジュンギは、ファン・ジウムと共に韓流俳優賞も受賞。 発表されたモニターを見上げ、とても嬉しそうな笑顔を浮かべていたのが印象的だった。

 

また、『深夜食堂シーズン3』が日本ドラマとしては初めて、年間最高人気外国ドラマ賞(Most Popular Foreign Drama of the Year)を獲得。同作は、韓国でもリメイクされ、日本ドラマを知らない視聴者にもおなじみの名前になっている。出演者のオダギリジョーは、アジアスター大賞にも輝いた。韓国でも人気を集める彼が履くブーツは、先年訪韓の際に4回連続同じ靴を履いて話題になったものだ。さすがはファッショニスタ。自分だけの世界観があると称されていた。

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(小林薫、松岡錠司監督、オダギリジョー)

 

今回、10周年を記念し特別に制定された韓流功労賞は、『宮廷女官 チャングムの誓い』のイ・ヨンエとプロデューサーのイ・ビョンフン、『花より男子~Boys Over Flowers』や『相続者たち』でアジア全域から支持されるイ・ミンホに与えられた。イ・ミンホは、「頭が真っ白です。一度も先輩の方々に感謝の気持ちを伝える機会がなかったので、この場を借りて申し上げます」と、イ・ヨンエらに深く頭を下げた。その謙虚な姿勢に会場からは称賛の拍手が起こった。

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 (イ・ミンホ、イ・ヨンエ、イ・ジョンフンPD)

 

つづけて、久しぶりに公の場に姿を見せたイ・ヨンエは「私がこの席に喜んで参加した理由がいくつかあります」と口を開いた。「まずは、11年ぶりに『師任堂』というドラマで女優復帰をするとアジアのファンに挨拶をしたかった。2番目には10年以上『宮廷女官 チャングムの誓い』を愛してくださっている方々と、時代劇で多くの人たちに感動を与えるイ・ビョンフンプロデューサーにお祝いと感謝の気持ちを伝えたかったからです」と挨拶。改めて韓流スターとしての人気を証明した。

 

お互いに謝意を述べる受賞者たちの姿には、本誌記者も本当に心が温まった。 同授賞式の趣旨に合わせて、世界の素晴らしい作品が多く紹介され、アジアの文化交流が活発化するきっかけになっていることが感じ取ることができた。イ・ヨンエ、イ・ミンホの次期作に期待をしつつ、多くの俳優たちの活躍によって、韓流ドラマがさらに愛される文化コンテンツになることを願っている。