除隊後初のドラマ『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』で、多重人格の一人二役に挑戦したヒョンビン(33)。日韓で大ヒットした『シークレット・ガーデン』(’10年)以来、ドラマ出演はじつに4年ぶり。復帰作では、解離性同一性障害を患う御曹司ソジンと、彼のもう一つの人格で、心優しい癒し系の男子ロビンを演じ分け、正反対の2つの顔で女性たちを魅了している。

「兵役中は早く撮影現場に入りたかったです。早く演技について、いろいろと悩んでみたかった。 現場に行って、演技をしている自分の姿を見たいと思いました」と現場への渇望を吐露したヒョンビン。元祖“ラブコメのプリンス”の新たな挑戦にかけた思いとは……。

image

Q. 二重人格という正反対の役柄を演じる上で大変だったこと、気を遣った点は?

ヒョンビン:あらゆる点で気を遣いました。というのも、一人の人物ですが、解離性同一性障害という病気に罹っている人は、別人格に関してその存在さえも知らないそうです。どのような行動をとるのか、どんな話し方をするのか全くわからない。資料などを通して間接的にしか学ぶことはできませんが、今回、演じる上でポイントにしたのは、それぞれのキャラクターが違う人物に見せることでした。なので、ルックスに関してはとくに気を遣って、髪形、服装、小物、話し方、仕草、行動、すべてにおいて違う表現ができるように心がけました。

image

Q. ヒョンビンさんご自身、自分のなかに異なる姿を感じることはありますか?

ヒョンビン:それはあるでしょう。みなさん、自分のなかに異なる性格の自分を感じることはあると思います。私自身、シチュエーションによって、行動も話し方も全部違います。友達に会うとき、目上のかたと過ごすとき、仕事をするとき、運動するとき……自分の中に自分がたくさんいると思います。

 

Q. 「こう見えても、私、こんな一面があるんです」という意外な一面を教えてください。例えば、「ふだん優しく見えても……」。

ヒョンビン:そうですね、優しく見えても、実際の僕はとても神経質なところもあります。性格ですね、半端じゃないです(笑)。例えば、自分が「この人だ!」と思ったら、何が何でも最後まで信じ切るのに、逆に、いったん「これは違う」と思うと、場合によってはスパッと縁を切ってしまうという極端な性格です。なかなかその中間がなくて(笑)。

 

Q. 除隊後のドラマ復帰を大勢のファンが待っていました。この『ジキルとハイドに恋する私 ~Hyde, Jekyll, Me~』に出演を決めた理由と作品の魅力は?

ヒョンビン:このドラマに出演する前に、『王の涙 イ・サンの決断』という映画に出演しました。これが重い雰囲気の時代劇だったので、久しぶりにドラマでお目にかかるときには、もう少し明るい作品でみなさんに会いたいと思っていました。また、一人二役にも魅力を感じましたし、復帰を待っていてくださったみなさんに、さらに多様な演技や姿をお見せしたいという気持ちも強かったですね。

image

Q. もしも、ヒョンビンさんがソジンだったら、何年ものあいだ、お酒や運動、女性などから遠ざかる禁欲生活を続けられると思いますか?

ヒョンビン:ソジンのように身体的な問題が生じるほどだったら、私もそういう生活を送れるかもしれません。でも、私はソジンじゃないので、そんな禁欲生活はしないでしょうね。やはり、人生は楽しまないと……(笑)

 

Q. また、ヒョンビンさんが女性だったら、ソジンとロビンのどちらに引かれると思いますか?

ヒョンビン:それは、正直よく分かりません。私の個人的な欲かもしれませんが、どちらか一方に傾かないように、と思って演じていました。つまり、ソジンとロビン、それぞれのキャラクターを好きになってほしかったんです。ソジンの姿も、ロビンの姿も両方、私がもともと持っている性格でもあるし、どちらか一つを選ぶことはできないです。自分自身、自分がどんな人かよく分からないときが多々ありますから(笑)。

 

Q. お気に入りのシーンを教えてください。

ヒョンビン:雪が降る日、ソジンがハナ(ハン・ジミン)に傘をさしてあげるシーンは、ソジンの心をとてもよく表した場面だと思います。それと、ソジンの別の人格でテリーという人物が一瞬出てきたときがありましたが、そのときも大変悩みました。ソジンでもロビンでもないテリーをどう演じたらいいのか? と。そのテリーが出たシーンもとても記憶に残っています。

image

Q. この作品はヒョンビンさんにとってどんな作品になりました?

ヒョンビン:新たなチャレンジだったと思います。正直なところ、まだまだ未熟ですし、足りない部分もたくさんあって、一つの作品で一つのキャラクターを演じるのも大変だと感じることは少なくありません。今回、同時に2つのキャラクターを表現することがどれほど難しいことかを理解しながらも演じてみたいと思ったのは、1つの挑戦だったと思います。今後、長く記憶に残る作品になりました。

 

Q. 今後、演じてみたい役柄があったら教えてください。

ヒョンビン:これまでやったことのないキャラクターを演じてみたい。私に演じてほしいというキャラクターがあって、いい脚本だったら、ぜひ出演したいですね。

リリース情報

image

『ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~』

DVD SET1&Blu-ray SET1は1月5日、SET2は2月2日にリリース

DVD SETは19,000 Blu-ray SETは21,000(ともに税別)

発売・販売元/NBCユニバーサル・エンターテイメント

(C)SBS,(C)HE&M