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(写真・AFLO)

‘07年に韓国でデビューし、’10年日本に進出。シングル『ミスター』で爆発的な人気を日本で獲得したアイドルグループ・KARA。日本でのK-POPブームの火付け役ともなった彼女たちに、“解散説”が報じられ、メディアをにぎわせている。

 

2年前、知英(ジヨン・21)とニコル(24)が脱退した時、3人は事務所に残りKARAの看板を背負い続けた。“危機”を乗り越えたはずの3人はついに独立を決断したという。メンバーが信頼を置く知人は、彼女たちが事務所との間に取り持った話し合いでの“肉声”についてこう明かす。

 

「昨年9月、日本ツアーの千秋楽公演の後、メンバーと社長が直接話し合ったそうです。“アイドルとしての限界”を常に意識していた3人は『芸能界で残っていくためには、ソロ活動をしていかなければならない』と主張していました。もちろん彼女たちはいまの事務所に恩義は感じています。しかしいまの事務所では、ソロとして売り出すコネクションに弱い。そのことを事務所側も自覚しているので、彼女たちの主張を泣く泣くのみました」

 

そんな3人の独立を後押ししたのは、元メンバー・知英の活躍だという。

 

「日本でのドラマやCMに多数出演し活躍している知英は昨年、KARAの日本ツアーの客席にお忍びで来ていたんです。終演後はメンバーを激励しに楽屋にも顔を出していました。メンバーは久々の再会に喜んでいました。しかし、次のスケジュールがあった知英の滞在時間は10分ほど。多忙な“妹”に、彼女たちも刺激を受けたみたいです」(前出・知人)

 

8年以上続けたアイドルから“卒業”する彼女たち。日本でいちばん人気を誇るハラは今月、ペ・ヨンジュンが所属している事務所『キーイースト』に接触していると報じられた。前出の知人は、次なる活躍の舞台に“中国”を見据えていると語る。

 

「ハラが接触を行ったのは事実です。この事務所は、俳優のキム・スヒョン(27)を中国で大人気俳優にした実績があります。ハラは、“ここのタレントになって中国でブレイクする!”と意気込んでいるようです」

スヒョンをはじめ、中国で活躍する韓流スターのギャラは日本で支払われるギャラの10倍近いと言われている。

 

「ギャラがすべてではありません。女性タレントの層が薄いキーイーストにとってもメリットがある話です。ギュリとスンヨンの移籍先はまだ決まっていないようですが、芸能活動を続けたいという気持ちに変わりはないでしょう」(前出・知人)

 

16年、韓流スターが狙うのは、日本じゃなく“爆買い”に沸く中国市場のようだ。

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