韓国の7人組グループ・BTSが新曲「Permission to Dance」のミュージックビデオ(MV)を日本時間9日に公開。早くもYouTube1億回再生を突破するなか、ファンの間でMVに込められたメッセージが話題を呼んでいる。
「踊るのに許可は要らない」というメッセージが込められた本曲。それだけに上半身の動きを中心としたダンスで主に構成されているのがポイントだ。そんなBTSのMVには毎回様々なこだわりやメッセージが込められているという。
例えば 5月に公開された「Butter」のMVでは、サビの前で7人のメンバーがそれぞれ数字の書かれたボードを持っているシーンがある。そこには生年月日の数字とは別に、謎の数字が表記されているが、実はこれ、単なる数字ではないという。
「RM(26)の“20194”はBTSがグラミー賞にノミネートされた日、JIMIN(25)の“141018”は初めてコンサートを行った日、“110604”はJUNG KOOK(23)が事務所に入った日というように、メンバーとファンにとって思い出の数字を書かれていました」(音楽関係者)
では今回の新曲MV「Permission to Dance」にはどんなメッセージが込められているのだろうか?
「Permission to Dance」の公式ティザー映像はメンバーのSUGA(28)が2022年に発行されたと思しき雑誌を読むシーンからスタート。この雑誌には「コロナが終われば、紫の風船が浮かぶだろう」という文字が。
紫はBTSのファンを代表する色である他、この紫色の風船には「希望」という意味が込められているという。また、今回のMVには“特別”な振り付けも登場するという。
「今回の振り付けでは国際手話を活用しているんです。国際手話で『楽しい』『踊る』『平和』を意味する動きがMVの中では登場しています。親指を伸ばし、残りの指を半分曲げたまま体を掻くような動作は『楽しい』、両手でVを作る動作は『平和』を象徴しているそうです」(前出・音楽関係者)