■上陸特別許可なら2~3カ月要する
本誌はまず、今回のイベントのチケット販売元に興行ビザの取得状況に聞くと「ビザについては申請中」と答え、詳細については事務局のほうに連絡してほしいとの回答だった。そこで事務局にメールで問い合わせると、電話で次のような返答があった。
「制作だけを依頼されており、こちらとしてはディナーショーができるものだと思っていました。韓国の方からは“桂銀淑さんは日本に来れるから”という説明は受けているのですが……」
一般的に興行ビザの申請にはどれくらいの時間が必要なのだろうか。前出・舟橋弁護士は言う。
「通常、興行ビザは許可証を出すまでの日数がおよそ19・5日といわれています。3週間弱です。法務大臣が許可をすれば認められる上陸特別許可になってくると、それこそ数カ月が必要です。正直2~3カ月はかかるのではないかと思います。今の時点で取れていないとすると厳しいかもしれません。
かりに観光目的の短期滞在ビザで入国できたとしても、ショーを行えばすぐにわかってしまいます。今後も日本で活動したいと思っているのであれば、入国できなくなる可能性が高いです」
まだビザが取得できていないのであれば、法律家の観点からすると暗雲が立ち込めている状況のようなのだ。
「当初、彼女のディナーショーは土曜夜の1公演、日曜は昼夜公演で計3公演の予定でした。しかし現在は日曜昼の公演がなくなっており、夜の1公演に変更されています」(前出・スポーツ紙記者)
桂は今回の来日イベントに関して、一部メディアに、《本当に久しぶりに日本に伺いたいと思います。たくさんの皆様に会いたくて、心がうるうるしています。本当に皆さんとお会いする日を楽しみにしております》とコメントしていた。果たして来日イベントの行方は――。
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