■ 「夢を叶えてくれてありがとう」イリチルとシズニの絆は永遠!
いよいよフィナーレが近付き、メンバーが一人ずつ感想を話す時間に。今回の公演は8人中2人が参加できないうえに、準備期間も満足に取れなかったそうで、ジャニーが「最初は前向きな気持ちで臨めなかった」と明かし、それを後悔しているとも語った。一方で、「ここまで来られたのはシズニのおかげ」「THE MOMENTUMと美しく別れさせてくれて、ありがとうございます」と感謝の気持ちも述べた。
ヘチャンも、今回の公演は「本当にできるか不安だった」と語りつつ、「背中を押してくれたシズニのみなさんに感謝しています」と。そして「テヨン兄さんとジェヒョン兄さんを含めて、8人のNCT 127を愛してくださって、ありがとうございます」と締めくくる。
マークは、韓国語で「会場の客席をいっぱいにできるのは、当たり前のことじゃない」「それをいつも叶えてくれてありがとうございます」と語ったあと、日本語で「僕たちの夢を叶えてくれてありがとう」「末永く、よろしくお願いします」と話した。
ファイナル公演ということで、少ししんみりした空気も流れていたが、ここでユウタが「終わりがあるからこそ、新しい挑戦ができる」「俺もここで終わりだと思わず、また何か始められたらと思うし、みんなもそういうふうに思って生きていってほしい」と、力強いメッセージを。
続くジョンウは持ち前の明るさで、「僕たちは、素敵な音楽とともに戻ってきます」「それまで健康で元気に過ごせますよね? 僕が見守ってますよ!」と、愛嬌たっぷりに話した。
そして最後のドヨンは、流暢な日本語で「正直、前回のツアーの最後の公演では、自分たちの次の活動が想像できなかった」「でも今は、僕たちの未来が心配じゃないです」「8人全員でここに戻ってきます」と語ったあと、世界中のシズニに向けてメッセージを。「僕たちの事務所SM(エンタテインメント)も、僕たちNCT 127も永遠なので、これからも推し続けてください」と明言し、シズニの大きな歓声はもちろん、メンバーからも拍手を受けていた。
その後、『Promise You』で一度舞台を去ったものの、止まないNCT 127コールを受けて再登場。思いをこめて『Long Slow Distance』を歌い上げ、6人で何度も「ありがとうございます!」と感謝を伝えながら、ステージを後にした。
8人中2人が活動休止中のうえ、これから兵役を控えているメンバーもいる。だからこそ今回のツアーには、不安や葛藤があったのだろう。しかし実際は、イリチルの唯一無二の魅力と、シズニとの深くて強い絆を感じられる公演だった。ドヨンの言葉どおり、「NCT 127は永遠」なのだ。イリチルとシズニの目の前には、明るい未来が広がっているに違いない。
画像ページ >【写真あり】さながら映画のようなオープニングからスタート(他20枚)
