「円満」を強調するかのような秋篠宮家の家族写真だが…(写真提供:宮内庁) 画像を見る

「眞子さまの意向が大きかった」

 

4月9日、秋篠宮家の側近である加治隆治皇嗣職大夫は記者会見で、金銭トラブルについて「報道が出たときから眞子さまが小室さんの相談に乗ってきた」と明かした。さらに小室さんの対応方針は「眞子さまの意向」が大きかったと話したのだ。

 

金銭トラブル交渉“泥沼化”の背景には、眞子さまの関与があった――。この新事実が、大きな波紋を呼んでいる。

 

「これまでは小室さんの対応に批判が集まってきましたが、その背景に眞子さまのご意向があったとなれば、話は変わってきます。このまま二人の結婚を進めれば、秋篠宮家、さらには皇室にも不信感が広がりかねません」(皇室担当記者)

 

だが、これ以上眞子さまのご結婚を阻止し続けることは難しい。秋篠宮さまも昨年11月の会見で「やはり両性の合意のみに基づくということがある以上、そうでないというふうには私はやはりできない」と発言されている。

 

「婚姻の自由は憲法で保証された権利です。秋篠宮さまが結婚に反対し続けることは、憲法の精神に反する行いになってしまいます。さらに、複雑な経緯を理解していない海外メディアから“人権侵害”との批判を浴びる可能性も否めません」(前出・皇室担当記者)

 

眞子さまと小室さんの結婚を止めることはできない、しかし、皇室への不信感を広げるわけにはいかない――。この難題を解決する策はあるのか。

 

「眞子さまには皇室と“無関係”になっていただくほかありません。すでに皇室全体として、その方向に動き始めているようです。皇嗣職大夫が眞子さまの“関与”を公にしたのも、そうした動きの一つでしょう」

 

そう語るのは宮内庁関係者。なんと前代未聞の“内親王外し”ともいえる事態が進行中だというのだ。いったいどういうことなのか。

 

小室さんの文書が発表された翌日、宮内庁長官は会見で「非常に丁寧」と、文書を評価した。また、皇嗣職大夫によれば秋篠宮ご夫妻も「いろいろな対応が見える形になるように努力したもの」と受け取めているという。

 

国民からの強い反発に対し、あまりに温度差のある宮内庁長官と秋篠宮ご夫妻の反応――。しかし、この不自然すぎる“高評価”の裏には、水面下の動きがあるというのだ。

 

「すでに宮内庁と秋篠宮ご夫妻、そして眞子さまは、結婚までの段取りを決めていらっしゃるのでしょう。小室さんへの苦言が出されなくなったのも、そのためです。結婚容認と引き換えに、眞子さまはある“条件”を受け入れなければならなかったのです。それはずばり、結婚前の“皇籍離脱”です」(前出・宮内庁関係者)

 

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