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5月30日、天皇陛下と雅子さまは島根県大田市の三瓶山で開催された「全国植樹祭」に初めてリモートでご出席された。

 

三瓶山の会場と東京の赤坂御用地内に大きなモニターを設置し、双方が映像で様子を見ながらのご交流となった。

 

「全国から参加された皆さんとご一緒に植樹を行うことを喜ばしく思います」

 

大型のモニターを通してお言葉を述べられた天皇陛下。式典では雅子さまも陛下とともに子どもたちの説明をお聞きになり、笑顔で恒例の「お手播き」「お手植え」をされた。

 

コロナ禍が続くなかでも、例年どおりのプログラムを組み入れた、新しい式典スタイル。

 

終了後には、両陛下がモニターに向かい手を振られながら退出するなど、会場と一体になる演出も工夫されていた。

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