■元婚約者側と小室さんの食い違う主張
金銭トラブルの当事者は佳代さんだが、息子の小室さんが代わってX氏と話をし、対応する――。3年2カ月ぶりに帰国した小室さんが改めて、解決に向けて乗り出すというのだ。だが、本誌がウェブ上で「小室圭さん、元婚約者男性と対話へ」と報じた翌日、X氏サイドは上芝氏のコメントに反論。
X氏の代理人が「AERA dot.」の取材に、小室さんが代わりに話をするという提案を受けたことは認めたものの「了承などしていません。すぐに対話なんていう状況ではまるでない。全くの白紙ですよ」と述べたのだ。
またも食い違う両者の主張。結婚までにもう3週間ほどしかなく、小室さんは帰国した翌日から14日間となる10月11日までは自主隔離しなければならない。直接面会するとなれば、非常に限られた時間しかないのだ。ここにきて強硬策と受け取られかねないやり方で金銭トラブル解決を試みるのはなぜなのか――。
「小室さんは、天皇陛下から“祝福の言葉”を賜りたいと思っているのではないでしょうか」
そう語るのは宮内庁関係者。
「本来であれば、眞子さまは皇室を離れるにあたり『朝見の儀』という、陛下へのごあいさつの儀式に臨まれます。さらに、結婚後にも両陛下に夫婦そろってごあいさつに行かれるはずでした」
実際、3年前に高円宮家の三女・絢子さんが結婚した際には、上皇陛下(当時は天皇)が朝見の儀で「二人で愛を育み、良い家庭を築いていくよう願っています」との言葉を贈られた。
だが今回は、結婚直前に眞子さまがお一人で、しかも儀式ではなく私的に両陛下にお会いするだけになるという。
「陛下が小室さんとお会いにならないのは、金銭トラブルが未解決で、国民が“納得し喜んでくれる状況”にないからです。逆に言えば、金銭トラブルが解決できたならハードルはなくなるといえます。対面されなくても、長官や侍従長を通じて祝意を表される可能性はあります。
結婚の“お墨付き”を得たい小室さんは、なりふり構わずトラブル解決を目指すことにしたのではないでしょうか。もしかすると、これからニューヨークで弁護士として働くにあたり、小室さんは皇室とのつながりをクライアントへの“アピール材料”にしたいと考えているのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)