9月27日に米国・ニューヨークから帰国し、新型コロナウイルス感染防止のため2週間の隔離期間を過ごしていた小室圭さん。10月12日からは外出が可能になり、本格的に眞子さまとの結婚準備に入る見通しだ。だが、小室さんを取り巻く環境は、依然としてピリピリした状態が続いている。
「先月の帰国時も、空港に到着すると警察関係者が厳重にガード。千葉県警、警視庁、神奈川県警と、異例と言っていい大掛かりな警備・警護体制がとられました。この時、小室さんを載せたハイヤーは護衛の覆面パトカーに挟まれながら、母親の佳代さんが待つ横浜市内の自宅まで向かいました。
ただ当初、“一度神奈川県内の自宅に立ち寄って、それから帝国ホテルで隔離生活に入る”という予定だったのですが、直前に変わったのです。小室さんサイドの直前の申し出だったので、警護チームも相当振り回されたといいます。
現在は帰国時ほどの厳重な体制はとってはおりませんが、引き続き自宅周囲には県警の警備要員を出し、ピリピリした状況が続いています。小室さんの実家周辺の近隣住民は、『小室さんのおかげでこんなに人が出てくれたから、治安がよくなって、住民としてはありがたいことだよ』と冗談を言っているそうです」(警察庁関係者)
警察官が多く街中を見回ることで、思わぬ効果があったようだ。だが、いくら治安がよくなったとはいえ、小室さんが気ままに出歩くわけにもいかないようだ。
「小室さんは民間人とはいえ皇族の婚約内定者ですから、どこにいくにしても、日本国内にいる限り警護をつけないといけない。いま懸念しているのは、直前に外出を伝えられることです。
いざ“婚前準備”のために外出すると直前に言われても、行き先によっては、警護要員を増やさないといけなかったり、事前に現場を確認しなければならないこともありますからね。ましてや、警護チームに連絡せずに“勝手に裏口から外出”するようなことは、決してしてほしくないわけです」(前出・警察庁関係者)
日本中が一挙手一投足に注目を注ぐ小室さん。3年ぶりに帰国し、隔離期間を終えたことで、自由に出歩きたい気持ちが湧いても不思議ではないが、なかなかそうもいかない。
「小室さんが2018年に渡米するとき、ニューヨークへの飛行機の便を、当初警察に伝えていたものと異なる便に乗ることが出国直前で判明しました。ご本人は『マスコミに漏れることを避けるため』と説明したそうなんですが、警護担当からしたら、いい迷惑ですよ。
自由にしたい気持ちもあるのかもしれませんが、警察としては“万が一の事態”を引き起こしてはなりません。小室さんには申し訳ないところですが、少々我慢して頂くことは致し方ないのです」(神奈川県警関係者)
帰国後、小室さんはまだ眞子さまとの対面を果たせていない。お2人が安全に会うために、水面下で警察の戦々恐々とする奮闘が続いているのだ――。