10月26日、夫婦となった眞子さんと小室圭さんは結婚会見を行った。会見で、「私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」と語った小室眞子さん。
婚約延期、一時金辞退、皇室の儀式は一切なし……。プリンセスの「異例」の結婚は、会見も「異例ずくめ」だった。皇室担当記者やファッションの専門家が気になった“異例”ポイントとは?
【1】出発時のバラのブーケ
この日、初めて報道陣の前に現れた際に注目を集めたのが手元のブーケ。
「紀子さまと秋篠宮家の職員により用意されたものでした」(皇室担当記者)
【2】感情あらわにしたハグ
秋篠宮邸前でご家族とお別れ。
「佳子さまとのご挨拶は感動的でした。皇族方が取材陣のいる前でハグをされるのは大変珍しいです」(同)
【3】カジュアルなスーツ姿
小室圭さんが会見時に選んだのはピンストライプのスーツ。
「日本ではフォーマルな場は無地のスーツに無地のネクタイを締めるもの。また、ネクタイにディンプル(くぼみ)を作らないのは、お葬式の結び方。違和感を覚えました」(メンズスタイリスト)
【4】壇上に花はなし
会見は、皇居近くのホテル・グランドアーク半蔵門の「華の間」で行われた。
「婚約内定会見時にはテーブルの上に花が飾られていましたが、今回は金屏風も花もありませんでした」(皇室担当記者)
【5】結婚指輪は大きめ?
会見中、ボリュームのある結婚指輪にも注目が。
「地金が太めのカジュアルなものを選んでいました。ただ、圭さんの指輪はサイズが合っていないように見えたのが不思議でした」(ファッションライター)
かつてのプリンセス、清子さんの会見では……。
「’05年に行われた清子さんの結婚会見では、夫妻は結婚指輪はしていませんでした。典子さん、絢子さんも同様に指輪は外していました」(同)
【6】最初と最後は声を合わせて
会見冒頭と最後に声を合わせ、「どうぞよろしくお願い申し上げます」「ありがとうございました」と挨拶。
「苦楽を2人で、という強い思いが感じられました」(皇室担当記者)
前日に記者からの質問に対しての小室夫妻の質疑応答がなくなったと発表され、物議を醸していた今回の会見。
当日は夫妻が自分たちの思いを綴った挨拶文を読み上げ、提出されていた質問には文書で回答する形になった。そのため当初約30分を予定していた会見は、約11分で終了することに。
お祝いムードはなく、挨拶文にはご両親への感謝の言葉も、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻への直接的な言及もなし。結婚直後とは思えない会見となった。