■両陛下が教えた成年皇族の心構え
実は、両陛下はすでに“成年皇族としての心構え”を愛子さまに説いていらっしゃったという。宮内庁関係者が語る。
「9月に赤坂御所から皇居の御所へ引っ越された天皇ご一家ですが、引越し作業中は宮殿にお泊まりになっていました。その滞在最終日、愛子さまが今後、行事や儀式などで訪れることになる宮殿の松の間や豊明殿などの各部屋を、両陛下が案内されたそうです。儀式の所作なども、時間をかけて説明されたそうです」
皇族は基本的に学業優先となっており、ご公務に本格的に携わるのは大学卒業後になるのが通例だ。だが、愛子さまにはできるだけ早くご公務に出席していただきたいーー。宮内庁内部ではそんな声が高まっているという。
「眞子さんと小室さんの結婚をめぐり国民感情が二分され、皇室と国民との信頼関係は大きく揺らいでいます。また、最年長の内親王だった眞子さんは国内のみならず、5回の海外公式訪問など、多岐にわたる公務を担ってきました。眞子さんが皇室を離れたことは、皇室にとってかなりの痛手なのです。愛子さまが成年皇族となられ、ご公務の担い手となって存在感を発揮してくだされば、国民からの敬愛も再び高まるはず……。そういった期待が膨らんでいるのです」(前出・宮内庁関係者)
両陛下にとっても、コロナ禍で想定外の事態が発生している。’20年5月に予定されていたイギリス訪問が延期になったまま、いまだに実現していないのだ
関連カテゴリー: