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昨年、12月20日に40歳の誕生日を迎えられたのは、三笠宮家の長女・彬子さま。

 

「イギリスに6年間留学され、哲学の博士号を取得されています。’12年4月には自ら立ち上げた一般社団法人『心游舎』の総裁に就任され、子供に日本文化を伝える活動にも携わられています」(皇室担当記者)

 

最年長の女王として、まさに皇族の“お手本”のようなご活動ぶりの彬子さま。実は過去に、結婚目前と噂された男性がいた。

 

「留学中から交際されていた研究員仲間の男性です。イギリスでも京都でも2人が肩を寄せ合って歩く様子も目撃されていて、公私ともによきパートナーだったそうですが、残念ながら破局となってしまいました」(皇室担当記者)

 

その男性はすでに、別の女性と結婚しているという。傷心のなか、彬子さまはご公務と研究、心游舎での活動に邁進されてきた。

 

「結婚に積極的でいらっしゃらないのは、やはり三笠宮家を守りたいという思いが強かったからではないでしょうか。’12年6月に“ヒゲの殿下”として親しまれた父・寛仁親王殿下が薨去されました。長女として、父に代わって宮家を支えていこうとお考えと思います」(前出・皇室担当記者)

 

そんな中、彬子さまはお一人で京都にも“生活の基盤”を作られているという。

 

「京都の大学で研究生活を始められたころには、皇室にご縁の深い寺院の庵にお住まいでした。数年前に聞いたところでは、京都にお住まいを購入されたといいます」(宮内庁関係者)

 

次女の瑶子さまは昨年12月、難聴者への理解促進を図るNPO法人「日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会」の名誉総裁に就任された。

 

瑶子さまは以前、新聞社のインタビューに「父の望みは、私が一般の方と結婚して子供を産んで、あたたかい家庭を築くことでした。私もそれを望んでいます」と、強い結婚願望を吐露されたことがある。だが、38歳となられても結婚には踏み切られていない。

 

皇室の法制度に詳しい京都産業大学准教授の久禮旦雄さんはこう語る。

 

「皇室制度についての議論が進まなかったために、三笠宮家、高円宮家の女王殿下は20~30代の時期に将来像を描けませんでした。このことを、国会議員、そして国民も申し訳なく思わないといけません」

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