■東大を目指す生徒は少数派
自由な校風が特徴的な筑附高だが、進学校とあって受験に対する意識はどうだろうか。
20代のOBは「入学してすぐに受験一色となるわけではありません」と語る。一方で「その代わり、みんな高校1年生から塾に通っていましたね」と振り返り、こう続けた。
「学校では受験対策は行われなかったので、塾に通う生徒がほとんどでした。塾に通いつつ高校3年生の6月まで院戦に励んで、それが終わったら本格的に受験モードに切り替わります。とはいえ、秋から冬にかけてスポーツ大会や遠足といった行事もあり、高校生活も謳歌していました」
悠仁さまが将来的に“東大進学”を目指されているということが一部で報じられている。しかし、筑附高ではそこまで東大にこだわる生徒は少ないようで、前出のOBは次のように教えてくれた。
「東大を目指す生徒は一定数いましたが、少数派でしたね。筑附小の出身者には早稲田、慶應を目指す子も多かったです。そもそも東大を目指すのであれば、初めから麻布高校や開成高校、筑波大学附属駒場高校といった進学校を選ぶ傾向があります。東大を目指すために筑附高に入るのは、やや珍しいと思います」
期待に胸が膨らむ高校生活。悠仁さまはどのように過ごされるのだろうか。
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