■1月2日に愛子さまが初めて一般参賀へ
さらにある宮内庁関係者は、愛子さまの皇族としてのご成長が雅子さまのご公務邁進への原動力になっていると考えているという。
「11月4日から6日まで学習院では学園祭『桜凛祭』が開催されました。今年の『桜凛祭』は模擬店の出店も再開し、にぎわいも予想されていましたので、学生たちも『愛子さまもいらっしゃるのでは』と、期待していたそうです。しかし愛子さまは足を運ばれなかったと伺っています。
そして11月5日には皇居内で秋季雅楽演奏会を鑑賞されたのです。最初は少し緊張されていたようですが、佳子さまが話しかけられているうちに笑顔をお見せになりました。
愛子さまは平安期の文学や朝廷文化について研究を深めるうえで、皇室に伝わる雅楽の演奏や舞を体験しておくべきと判断され、出席を決められたそうです。
学園祭より宮中行事を優先するご姿勢からは、皇族としてのご使命に本格的に覚醒されつつあることも伝わってきます。そんな愛子さまのご成長ぶりに雅子さまも胸を熱くされていらっしゃると思います」
雅子さまのご公務数増加と、愛子さまの宮中行事ご出席について、名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんはこう語る。
「雅子さまや愛子さまのお出ましが増えれば、それだけ報道が増え、お二人、ひいては令和皇室への国民の親しみも深まっていくでしょう。また雅子さまと愛子さまがご公務に真摯に取り組まれるお姿そのものが、国民にポジティブな影響を与えていくことになるとも考えています」
来年1月2日の新年一般参賀には愛子さまも初めて参加される。愛娘とともに国民の前に立つことへの期待も雅子さまにとって励みになっているに違いない。
関連カテゴリー: