12月9日、59歳の誕生日を迎えられた雅子さま。今年宮内庁が公開した近影では、光沢感のある、アイボリーがかった白いスーツをお召しになり、天皇陛下と沖縄県で出席された国民文化祭の資料などをご覧になる姿が写っていた。
「天皇ご一家、秋篠宮ご一家、上皇ご夫妻の誕生日には、毎年近影写真や映像が公開されます。毎年お住まいの御所や、お庭で撮影されることが多いですね。国民が、皇族方の普段のご家族としての姿を垣間見ることができる、貴重な機会です。
12月1日には愛子さまの誕生日写真が公開され、皇居内で馬にエサをやるご様子が話題になりました。また、装いやアクセサリーに注目が集まることも多いです。愛子さまも、今年はご友人から贈られたというハートのネックレスをつけられていることが話題になりました」(皇室担当記者)
雅子さまも、皇室に入られた93年以降、愛子さまを出産された01年を除いて毎年誕生日に写真を公開されている。29回の誕生日写真の中でも、実は繰り返しお召しになっているお気に入りのカラーが。
今年選ばれた白は、今までにも3回お召しになっている(98年、14年、22年)。初めて白を選ばれた35歳の誕生日写真では、ニットの下にシャツを合わせ、スカーフでアクセントをつけられていた。
同じく3回お召しになっているお気に入りカラーが、赤色だ(93年、97年、17年)。寒い時期にはご公務でもワインレッドなど深みのある赤を選ばれることが多い雅子さまだが、93年、初めての誕生日写真では鮮やかな赤のスーツをお召しだった。胸元のフリルが、若々しく華やかな印象を演出している。
そして、今までに5回選ばれているカラーが、ベージュだ(03年、12年、13年、14年、16年)。特に2010年代は、リラックスした印象のカーディガンを続けてお召しになっている。いずれも白のインナーを合わせられるのが定番だ。
ご出産前は華やかでフォーマル感のあるスーツ姿が多かった雅子さま。愛子さまが生まれてからはタートルネックやカーディガンなど柔らかな素材のものを選ばれるようになった。一緒に写られる天皇陛下もノーネクタイで、愛子さまとの団欒の時間をお見せになっていた。
そして、皇后となられてからは、ネクタイを締めた天皇陛下とのツーショットとなり、光沢感のある、ゴージャスな印象の装いが増えている。今後も気品あるお姿を拝見できることが楽しみだ。