■語学に自信をお持ちだからこそ…
秋篠宮家に近い宮内庁関係者はこう話す。
「紀子さまは幼いころにアメリカやオーストリアで暮らされた帰国子女で、英語とドイツ語を話されます。英語で書かれた絵本の翻訳を手掛けられたこともあり、英語でスピーチされることも少なくありません。
そのためお子さま方には、国際親善の場で通訳を介さずにコミュニケーションが取れるくらいの語学力を身に付けてほしいとお考えになり、英語の学習環境には心を砕かれてきました。
なかでも悠仁さまには“将来の天皇”として、国際親善の場で語学力を発揮してほしいと願われているからこそ、ご本人に英語力への危機感を抱いてほしいと願っておられるのでしょう。
しかし、上皇ご夫妻や天皇皇后両陛下が国内外で称賛されてきたのは、語学ができるからではなく、お振舞いに気品があり、幅広い分野に関する深いご見識をお持ちだからだと思うのですが……」
静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんも、紀子さまのこの方針に疑問を呈する。
「悠仁さまの英語力がまだ十分でないのなら、通訳を介さずに英語のみで懇談されたのは驚きです。いまの悠仁さまにとっては、国内外の社会・文化の事情などについての学びが、語学を習得されることよりも大切なのではないでしょうか。
昨今紀子さまのなさりようには、天皇家に対抗するように見えるところがあります。少なくともそうした誤解を招くような行いは、お避けになるべきだと思います」
紀子さまが懸命になられるほど、悠仁さまの懊悩が募るようなことにならなければいいのだが――。
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