2022年3月、本誌は紀子さまの実弟である川嶋舟さん(49)が、その前月2月に10歳年下のランジェリーブランド会社の社長を務めるNさん(39)と結婚していたことを報じた。
紀子さまと舟さんの父で、学習院大学名誉教授だった川嶋辰彦さん(享年81)が2021年11月に亡くなってからわずか3カ月ほどしか経っていない“喪中再婚”には、当時宮内庁からも困惑する声も聞こえてきた。
「紀子さまはご実父が亡くなられてから、2月上旬まで90日間は服喪されていましたから、舟さんの再婚に対しては急ぎすぎではというお気持ちもあったと聞きました。服喪については、一般社会よりも宮中には厳しい考え方があります。
秋篠宮さまが昭和天皇の喪中に婚約を発表された時は、異例のこととして物議を醸したことがありました。舟さんは皇族ではないにせよ、秋篠宮家に対する世論の風当たりも厳しいなかで、妃殿下が心配するお気持ちも理解できます」(宮内庁関係者)
当時、本誌の取材に対して「そのことについては、静かに見守っていただければ……」と話していた舟さん。Nさんの人間関係も、結婚後に変化があったようだ。
「Nさんの交友関係もずいぶん変わった印象があります。ブランドを立ち上げる前には、昼の仕事に加えて、銀座のクラブでホステスとして週5日働くほど、苦労して資金集めをしていました。
起業後も培った人脈を活用して、メディアへの露出や事業を広げていったのですが、最近はそうした以前の知人との交流がめっきり減った印象があります。コロナ禍ということもありましたが、同業種の人たちの集まりでも顔を出さなくなったとも聞いています。
彼女は結婚願望も非常に強く、入籍当時はSNSに《2月11日の紀元節に38歳に 今までの誕生日と違うのは、最愛のパートナーと共に、お互いの家族と過ごせたこと》と喜ぶ投稿をしています。でも、再婚を報じられて以降、その投稿は削除されていますね」(Nさんの知人)
舟さん夫妻は、2022年8月に沖縄県を訪れていた。2006年に父の川嶋辰彦さんが講演のため沖縄を訪れた際に、県内の公園に植樹した「ゆうなの木」に標柱を設けるにあたり、除幕式が行われ、夫妻で出席していたのだ。
「地元紙が、標柱の除幕式に舟さん夫妻が出席したことを地域面で報じています。辰彦さんが植樹した当時、公園は整備中で記念標示などが作れず、16年越しに設置する運びとなっていたところ、舟さん夫妻が沖縄を訪れることになり、除幕式を開く運びとなったようです」(皇室担当記者)
静かに営んでいる新婚生活。だが、前妻との間に長女がいてともに暮らしてきた舟さんとの家庭生活について、Nさんの知人はこう心配している。
「最近、Nさんの会社はランジェリーではなくナイトウェアの製作や販売も始めていて、事業を多角化しています。ランジェリーは従来の20代~30代の女性を狙った製品が多かったのですが、ナイトウェアは40代、50代向けのものが多くて、『手を広げているね』という声がよく聞こえるようになりました。
地方への出張も増えているようで、ちゃんと家族との時間を作れているのか少し不安になってしまいます。SNSにも、全国各地の出張先での写真ばかりで、結婚してからの家庭生活についてはあまり発信していないものですから……」
舟さんが本誌に語ったように、これからも静かな暮らしが続いてほしいものだが――。