愛子さま 秋篠宮さまの“勘違い”を冷静フォロー!参加者湧いた新年一般参賀の堂々デビュー
画像を見る 宮中の新年行事に臨まれた後は、上皇ご夫妻のもとへご挨拶に /(C)JMPA

 

■ハプニングにも落ち着かれて対処を

 

愛子さまも緊張されていたものの、天皇陛下と雅子さまが見守られるなかで、無事に“お手振りデビュー”を果たされたばかりか、ハプニングにも冷静に対処されていたのだ。

 

「30年以上も一般参賀にお出ましになっている秋篠宮さまが、3回目で位置を勘違いされたのか、雅子さまのすぐお隣に立たれていたのです。秋篠宮さまの勘違いに気づかれた愛子さまは、落ち着いたご様子で殿下の後ろから声を掛けられたのです。すると秋篠宮さまは身を翻されて、本来の立ち位置に戻られていました」(前出・皇室ジャーナリスト)

 

こうした成功の裏には、雅子さまとの“母娘特訓”があった。

 

「愛子さまは雅子さまにこと細かく所作について確認されるなど、多くのアドバイスを受けられていたそうです。特に、女性皇族の服装は皇后さまが最初に色や装いをお決めになることになっているので、服装は昨年のかなり早い段階から相談されていたのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

 

愛子さまは、両陛下とともに年末やお正月も行事やイベントに臨まれた。’22年末の12月28日には、ご一家で映画『Dr.コトー診療所』の地域医療支援チャリティ上映会に臨席されている。

 

「上映終了後に、出演した吉岡秀隆さんや柴咲コウさん、フジテレビの関係者らと別室で懇談する時間がありました。愛子さまがご自身の言葉で、へき地医療の問題について述べられていたことに、同席した関係者は皆一様に驚き、感動したと話していました。

 

相手と目を合わせてお話しになる愛子さまのお姿に、天皇陛下と雅子さまが満足そうにほほ笑まれていたのが印象的だったそうです」(フジテレビ関係者)

 

一般参賀に先立つ元日は新年祝賀の儀、上皇ご夫妻へのご挨拶と新年早々から多忙だった愛子さま。これからも歌会始など、愛子さまがお出ましになると思われる行事があり、日本中の関心は高まる一方だ。静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんもこう話す。

 

「今や愛子さまは、“史上最も国民からの関心や期待が集まる内親王”となられたと思います。皇室の長い歴史の中で存在感があった内親王はおられましたが、愛子さまのようにここまで幅広い層から関心が集まった例はありません。

 

それは、愛子さまが天皇陛下の唯一のお子さまであり、昨今議論されている皇位継承問題に関わる存在であるからです。

 

現在の皇室典範では男系男子による継承のみが認められており、将来的には秋篠宮さまご一家に皇統が移ります。しかし、秋篠宮家には眞子さんの結婚や悠仁さまの教育方針を巡って国民から批判の声が上がっています。

 

こうした状況ゆえに、女性皇族に皇位継承権がなくても、将来の皇室の安定を求める国民の希望が、愛子さまのご人格や品位に集まるのでしょう」

 

愛子さまは4月に大学4年生となられ、成年皇族として皇室が担う数多くの公務の一翼を支えていかれることになる。’23年の目標の一つは“単独ご公務”だが――。

 

「まず学業を優先するという両陛下と愛子さまのご方針もあり、現時点では単独でのご公務については、まだ具体的に検討されている段階ではないと聞いています。

 

ただ、’22年末からは両陛下のご訪問に同行されたり、キャンパスに直接足を運ばれるようになりました。学業とお務めを両立できるよう、愛子さまはご活動の範囲を広げ、準備をされているのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 

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