2019年10月、特別展「ジョン・グールドの鳥類図譜」を鑑賞される上皇ご夫妻に、専門家として黒田清子さんが作品を解説していた(写真:共同通信) 画像を見る

“旧宮家男子との交流”も報じられた愛子さま。大学の講義では“恋の和歌”への強い関心も示されているという。お仕事にご結婚……、はたして今後どのような人生を歩まれるのか? お手本ともいえる先輩方の“いま”を取材した。

 

高円宮家の長女・承子(つぐこ)さまは全国の小中学校で、授業をしている。

 

「’13年4月から『日本ユニセフ協会』の常勤嘱託職員として勤務されています。いまは学校事業部主任というお立場です。国連児童基金(ユニセフ)の活動をPRするキャラバン隊に参加されることが多く、昨年9月には愛媛県松山市の小学校で、生徒たちへ飢餓や貧困に苦しむ世界の子供たちの実情について語られたのです」(皇室担当記者)

 

その松山市での授業とほぼ同時期に “デート”も目撃されている。

 

「’22年9月、『週刊新潮』が居酒屋チェーン『鳥貴族』で、メガバンク系のフィナンシャルグループに勤務する30代の男性とお食事する姿を報じています。

 

男性との交際が最初に報じられたのは’14年。’22年時点で8年越しの恋人ということになりますが、同誌の取材に対して承子さまは『(結婚は)まったくないです。ただ仲のいい友達です』と、お答えしています」(前出・皇室担当記者)

 

ご結婚を先延ばしにし続けられているご事情について、高円宮家に近い人物はこう語る。

 

「高円宮家は憲仁さまが’02年に薨去。現当主は久子さまですが、後継者となる男子皇族がいらっしゃらないため、承子さまが結婚されて皇籍離脱すれば、いずれ高円宮家は断絶してしまうのです。

 

久子さまがご公務のほかに、30もの団体の名誉総裁などを務めていらっしゃるのは、これからも高円宮家をしっかり守っていきたいというお気持ちがあるからなのです。もちろん承子さまも、“母を支える”というご決意を固められています。

 

国会では昨今、皇位継承問題について議論されており、“女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する”という案も検討されています。つまりご結婚後も、承子さまが高円宮家に残ることができる可能性があるのです。その議論の行方を見守られているのだと思います」

 

高円宮家の次女・典子さんは’14年に出雲大社の権宮司・千家国麿さんと結婚。

 

「皇族と、皇室と並び日本で最も歴史のある千家家の長男との縁談ということで注目を集めました。しかし国麿さんは体調が思わしくない日もあり、地元でも典子さんと2人で出かける姿などはあまり目撃されていないそうです。ただ典子さんは、国麿さんのお母さんと買い物をしたり、音楽を聴きにいったりしていて、ご主人の実家との関係は良好なようです」(前出・皇室担当記者)

 

典子さんは、出雲と東京を行き来しているという。

 

「今年2月、東京都文京区で『世界らん展2023』が開催され、開会式には久子さまが出席されました。また典子さんも、らん展の名誉顧問を務めていて、らんの品評会の受賞者に、笑顔で表彰状を手渡していたのです」(前出・皇室担当記者)

 

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