■悠仁さまにデメリットが生じる可能性も
それにしても、NYで弁護士として身を立てていけるかどうかという大事な時期であるにもかかわらず、なぜ小室さんからは危機感が伝わってこないのか。
ニューヨーク州弁護士の資格も持つ弁護士の清原博さんは、
「まだ1年目ということもあると思います。いまは先輩弁護士から振られた仕事をこなすことがいちばん重要とされている時期なのです。もちろん数年後には、新しい顧客を開拓する、自分がリーダーとなって仕事をする、裁判で勝訴する、といった目に見える成果が求められるようになります。もし、それが達成できないと“リストラ対象”となりますが、いまはまだその時期ではないと思います」
またNY在住の日本人ジャーナリストは、
「日系人への取材を続けていますが、小室さんが人脈を広げようとしている動きは一切聞こえてきません。フォーダム大学在学中、小室さんが初対面の帽子デザイナーに接近しようとしたそうですが、いまはそういった意欲も失っているようです。
小室さんには“たとえ弁護士として結果を出せなくても自分は大丈夫”“ダメ弁護士でも解雇されないはず”などと思っているフシがあります。それは、自分は元内親王の夫であり、いざとなったら日ごろサポートしてくれている総領事館からより厚い援助を受けられる“特権”を持っている、という確信があるからなのでしょう」
“特権に胡坐をかいている”とも批判されかねないその姿勢について、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは次のように語る。
「小室さんに対しては、フォーダム大学に“皇室特権で入学したのでは”という批判が上がったほど、日本国民が不信を募らせた時期があります。それが司法試験合格により、ようやく払拭できた感もありましたが、仕事に対する真摯な姿が伝わってこないのは非常に残念なことです。
眞子さんに関しても、外出時のファッションも含めて“元皇族としてのあるべき姿”とは言い難いと思います。いまは自由を満喫しているということかもしれません。しかし、いくら秋篠宮ご夫妻や佳子さまがご公務に専心されても、その努力を無にしてしまっているように思います。
将来、悠仁さまが即位されるころまでに、小室さんの負のイメージが払拭されていれば問題はないと思いますが、そうでなかった場合、ことあるごとに小室さんの動向が引き合いに出され、悠仁さまにとってデメリットが生じてしまう可能性もあるでしょう」
“やはり圭さんは悠仁の義兄としては失格なのか”……、そんな自問自答を繰り返さざるをえない紀子さまの懊悩と戦慄の日々が続いている。