6月下旬、ニューヨークのヘルズキッチンで買い物をしていたのは小室眞子さん。シンプルな黒色のトップス、ワイドデニムにスニーカーといった眞子さんの“定番ファッション”で、お気に入りのスーパー「アーミッシュマーケット」で購入した食料品が詰まっているトートバッグを肩にかけていた。
「英紙『デイリー・メール』が眞子さんの姿を撮影し、6月28日(現地時間)に記事を報じています。アメリカに移住してからすでに1年半。かなりNYでの生活にも慣れてきたようです。
道端にコーヒーカップを置いたホームレスのすぐ横を通り過ぎる際に、一瞬目をつむっている写真も掲載しています」(NY在住の日本人ジャーナリスト)
NYで2度目の夏を迎える小室夫妻は、いま新たな局面を迎えている。6月中旬、小室さんが勤務先の法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)」内でセクションを異動したのだ。
新たなセクションは「Global Trade&National Security(国際貿易と国家安全保障)」。この異動について、ニューヨーク州の法曹関係者はこう語っていた。
「アソシエイト(事務所に雇用されて働く弁護士)1年目の配置換えはかなり珍しいです。一般的に米国の法曹界では、新人弁護士が一つの部署で仕事を覚えるためには、最低でも2~3年はかかるといわれているのです。異動はLS側の都合というより、小室さんからの志願だったのでしょう」
現在急成長をしている分野であるというが、ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんによれば、
「やりがいは大きいでしょう。たとえば、最近米国をはじめ世界で注目されている国際的収賄罪やマネーロンダリングなどの経済事件に関わることができると思います。個人の刑事弁護とはスケールも異なります。海外腐敗行為防止法による摘発対象となってしまった企業がクライアントになる場合は、連邦政府や連邦検察を相手にすることになるのです」
激務で知られるニューヨーク州の弁護士だが、小室さんも多忙になる可能性が。
「1年目ということもあり、業務は上司から指示を受けます。米国の法制度は連邦法と州法の2元構造になっています。これまでのセクションではニューヨーク州の州法を取り扱うことが多かったと思いますが、新しいセクションでは連邦法を取り扱います。
小室さんのおもな業務は連邦法のリサーチになると思われます。判例の検索や、法律の解釈、また法律が特定のクライアントにどう適用されるのか……などです。扱う法律の範囲が広がることもあり、前のセクションに所属していたときよりも忙しくなる可能性もあるでしょう」
多忙になるだけではなく、生活拠点の変更が必要になることもあるようだ。
「ワシントンD.C.などへの転勤の可能性もあります。ワシントンD.C.はホワイトハウスがある米国の首都であり、連邦政府関連機関が集中しており、連邦法に関連する法律事務所も多いのです。『Global Trade&National Security』の弁護士は、ワシントンD.C.とニューヨーク州というように複数の弁護士資格を持っている人も多いです。小室さんも将来的にはD.C.での資格も取得すると、より活動の幅が広がるでしょう」
最近も“重役出勤”が話題を集めるなど、弁護士活動に意欲を持っていないのではないかとも報じられてきた小室さん。
「かつて弁護士資格取得を目指していたとき、宮内庁内では“眞子さんと米国で自由な生活を送るための方便では”“本当に合格する気はあるのか”などともささやかれていました」(皇室担当記者)