雅子さま ご静養中止、同じドレスを繰り返し…“ティアラ辞退”の愛子さまにも継承された「倹約の精神」
画像を見る 2015年7月、ローブ・モンタント姿でトンガのトゥポウ6世の戴冠式に出席された雅子さま /(C)JMPA

 

■エアコンの温度は28度をキープ

 

眞子さんのティアラは約2千856万円、佳子さまのものは約2千793万円と、女性皇族のティアラはご身位に応じて作ることが慣例とされている。

 

「これにならえば、愛子さまのティアラは、眞子さんや佳子さまのものよりも高い品質のものを作らなければなりません。しかし天皇陛下と雅子さまは、国民の経済状況にも配慮されるだけに、愛子さまのティアラが人々の賛同を得られる形で作られることを願われているのでしょう。

 

さらに言えば、旧御仮寓所の新築を含め総額40億円規模となってしまった秋篠宮邸改修への批判を、両陛下は危惧されているようにも思います」(前出・皇室担当記者)

 

秋篠宮邸改修工事については、“資材はイタリア産を”といった秋篠宮ご夫妻による追加注文のために工期が延びたという指摘もある。また今秋以降には、現在佳子さまがお住まいの旧御仮寓所の改修工事もスタートする。前出の宮内庁関係者は、こう続ける。

 

「天皇ご一家が生活を節制されることで、秋篠宮家をはじめとして皇族全体に意識の変化を促そうとなされているようにも感じます。

 

愛子さまは8月4日に、鎌倉時代の歌人・藤原定家の書画をご覧になるため、東京国立博物館の展覧会へお一人でお出かけになりました。混雑する土日を避け、閉館後の時間帯に訪問されましたが、“一般の国民になるべく迷惑をかけないように”というお心の表れなのだと思います。

 

こうしたご一家の慎ましやかなお暮らしぶりは以前から変わらないものです。夏場はエアコンの設定温度を政府が推奨する28度に、さらには意識的に居間などの光量を落として過ごされています」

 

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