9月6日に17歳となられた悠仁さま。8月上旬に茨城県つくば市の国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構をお一人で訪問された際の写真が公開された(写真提供:宮内庁) 画像を見る

悠仁さまが、初めての学術論文をご執筆された。論文のタイトルは「赤坂御用地のトンボ相 -多様な環境と人の手による維持管理-」で、11月22日に発表された『国立科学博物館研究報告 A類(動物学)』に掲載されている。

 

その内容は、2012年から昨年までの赤坂御用地内のトンボの生態調査をまとめたもの。御用地内では、38種類のトンボがみつかったほか《絶滅危惧IA類にランクされているオツネントンボとオオイトトンボが記録されたことは特筆に値する》と記されている。

 

論文は、国立科学博物館の清拓哉氏、宮内庁の飯島健氏との共著。清氏はトンボの研究者で、’14年にも『皇居のトンボ類』という論文を発表している。悠仁さまといえば、幼少期からトンボに強く興味を持たれており、中学1年生の時にはトンボの調査や生息環境などについての作文「トンボと私」が、読売新聞社が主催する第69回全国小・中学校作文コンクールで佳作に選ばれた。

 

「今回注目されるのは、筆頭著者が悠仁さまであることです。筆頭著者は一般的に研究に最も貢献度が高い人物が選ばれます。トンボの研究を本業にしている清氏よりも、悠仁さまのほうが執筆に必要な調査などをリードしたということでしょう。実際に、論文内に掲載されているトンボの写真には悠仁さまが撮影されたものもあるそうです」(皇室担当記者)

 

トンボに関するご知見を深められる悠仁さま。さらに、今回の論文発表は、再来年に控える大学進学にも有利に働く可能性があるという。

 

「稲やトンボに興味を示されている悠仁さまのご進学先として、東京大学、筑波大学、東京農業大学などが浮上しています。どの大学にしても、推薦入試で受験される場合、今回の論文はアドバンテージとなるでしょう。

 

たとえば、筑波大学には自己推薦入試であるAC入試という制度があります。大学のアドミッションセンターが公表している”筑波大学AC入試合格者の『合格まで』と『入学まで』”という資料には、合格者たちの多くが学生時代に執筆した論文や研究をアピールポイントとして入試に挑んできたことが記されています」(前出・皇室担当記者)

 

高校2年生にして論文を発表するに至った悠仁さま。今後の研究も期待される――。

 

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出典元:

WEB女性自身

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