■帰国した“超エリート妹夫妻”が支えに
小和田家の知人はこう明かす。
「恆さんと優美子さんは、雅子さまの双子の妹の一人・池田礼子さんが住んでいる港区にあるマンションに空き部屋ができたということで、11月に引っ越されました。恆さんは91歳、優美子さんも85歳とご高齢です。今はお2人ともお元気ですが、しばらく前に優美子さんが足を悪くされた時期があって、恆さんが近所のスーパーまでお買い物に行くという状況になったこともありました」
雅子さまは2組のご両親の介護問題に直面されているといえる。この“W介護”の支えとなっているのが、妹の礼子さんの存在だ。
礼子さんは、国連難民高等弁務官事務所やユニセフなどで国際公務員として長年活躍。さらに夫の池田祐久さんも、企業法務と外国法を専門とする著名な国際弁護士という“超エリート夫妻”だ。しかし池田さん夫妻は、最近までニューヨークで生活しているとみられてきた。
「祐久さんは、米国に本部を置く国際的な弁護士事務所『シャーマンアンドスターリング』の幹部で、法曹界では屈指の評価を集める弁護士の一人。同事務所の東京オフィスの代表も兼務しています。
仕事の関係で、池田さん一家はニューヨークに移り住んでいましたが、このところは家族で日本に戻っていると聞いています。
天皇ご一家は東京湾の花火大会やハロウィンなどの折に、池田さん一家が住む都内の超高級マンションを訪問されていました。池田さん夫妻には愛子さまと同世代のお子さんも2人いて、那須ご静養時にも招かれたりと、昔から家族ぐるみの交流を続けてきたのです。
礼子さんが近くで小和田さん夫妻の生活を見守っているので、雅子さまもご安心でしょう。また、池田さん一家と小和田さん夫妻が住むマンションはセキュリティが厳重です。皇居からも近いですし、雅子さまも久しぶりに“里帰り”して、ご両親の生活ぶりをご覧になることもできるのです」(前出・皇室担当記者)
雅子さまが目黒区にあるご実家に愛子さまと一緒に里帰りされたのは、2003年9月が最後。
新年にこそ、21年ぶりの里帰りが実現し、ご家族の温かい団らんのひと時が戻る――。