愛子さま ティアラだけじゃない!専門家が指摘する「黒田清子さんから受け継がれたもの」
画像を見る 22歳になられた愛子さま(写真提供:宮内庁)

 

■ご一家のムードメーカー

 

黒田さんは上皇ご夫妻の“末娘”として、ご家族のなかで大きな存在感があったという。元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さんは、黒田さんがご一家のなかで果たされてきた役割についてこう語る。

 

「黒田さんはご一家の“調整役”のような存在で、成年後もご両親をお側で支え、また二人のお兄様からも頼りにされているところがあったように思います。紀子妃殿下とは秋篠宮殿下と結婚される前から交流がありましたので、皇室に入られたときには、いろいろと気を配られたことでしょう」

 

“サーヤ”の愛称で、皇室の方々や国民からも愛された黒田さん。とくに美智子さまは、絶大な信頼を寄せられていた。2005年、東京都職員の黒田慶樹さんと結婚し皇室を離れたが、美智子さまがこの年の記者会見で述べられたお言葉に、山下さんは次のように感じたという。

 

「上皇后陛下は2005年のお誕生日の文書回答で、《清子は、私が何か失敗したり、思いがけないことが起こってがっかりしている時に、まずそばに来て「ドンマーイン」とのどかに言ってくれる子どもでした。これは現在も変わらず、陛下は清子のことをお話になる時、「うちのドンマインさんは…」などとおっしゃることもあります。あののどかな「ドンマーイン」を、これからどれ程懐かしく思うことでしょう》と綴られました。

 

いかに黒田さんがご一家のムードメーカー的な存在であったかがよくわかります。結婚して皇室を離れた後も、黒田さんはよく皇居を訪ねていたようです。このような気遣いは、上皇上皇后両陛下の生活の充実や健康維持に役立っていたと思います。ひいては、国家や国民のためにもなっていたといえます。こうした役割は、娘である黒田さんでなければ務まらないことです」

 

そして、2023年に22歳となられた愛子さまについて、雅子さまも60歳のお誕生日に際してのご感想で、次のように記している。

 

《まだあどけないところも残る愛子ではありますが、いろいろな時に私たちを助けてくれるようにもなってきたと感じます》

 

雅子さまがこう綴られたことに、前出の山下さんはこう話す。

 

「天皇皇后両陛下に支えられて成長された愛子内親王殿下は、いまでは両陛下をお支えになられるようになり、ご一家が非常にいい関係を築いておられることが伺えます。その場の空気を自然に把握される資質など、黒田さんと共通しているところもあるのでしょうね」

 

叔母の黒田さんと同じように、愛子さまはこれからも“天皇の娘”として、もっとも近い場所で両陛下を支えられていく。

 

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出典元:

WEB女性自身

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