紀子さま “原因不明”のご体調不良…宮内庁で囁かれる「悠仁さまとの意見対立」
画像を見る 紀子さまは1月17日にもご公務にお出ましになられる予定だというが…… /(C)JMPA

 

■ご体調不良報道にもSNSで心ない声が

 

皇位継承順位2位の悠仁さまのご進路と将来のご即位は密接な関係にあるといえる。前出の宮内庁関係者が続ける。

 

「しかし、現在の悠仁さまを取り巻く状況は良好とはいえません。姉・眞子さんの結婚問題、秋篠宮邸の改修費問題、佳子さまの独居生活への疑問など、6年以上にわたり、秋篠宮家への批判が続いています。

 

悠仁さまが昨年11月に発表された赤坂御用地に生息するトンボの生態をまとめた学術論文に対しても、好意的な意見ばかりではありませんでした。

 

紀子さまのご体調不良の報道についてさえ、SNSでは“能登半島が大変なときに、ニュースとして報じる必要はない”といった、心ない声が上がっています」

 

眞子さんの皇籍離脱直後、麗澤大学の八木秀次教授は『週刊朝日』(’21年12月17日号)に、《一番懸念されるのは、悠仁親王の即位拒否に道を開いたことです。姉が自由意志を貫いたことが前例となり、即位拒否を主張されてもだめだとは言えなくなった》といったコメントを寄せていたが……。

 

「そうした懸念が現実味を帯びてきたともいえます。現在の皇室典範では、皇室の存続は悠仁さまお一人のご双肩にかかることになり、その重圧ははかりしれません。宮内庁内には“紀子さまがご体調を崩されたのは、悠仁さまがご即位への非常に強い不安を漏らされているからではないか”という声もあるのです。

 

確かに、悠仁さまが即位拒否をほのめかされたのだとすれば、将来の天皇にふさわしい教育環境を整えることに全力を尽くしてきた紀子さまにとっては、アイデンティティを全否定されたように感じられたでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 

神道学者で皇室研究者の高森明勅さんはこう語る。

 

「皇室典範第3条に皇位継承の順序の変更についての規定があり、『皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる』となっています。将来、悠仁親王殿下が即位辞退を表明されるようなことがあれば、“重大な事故”とも見なされる可能性は高いのではないでしょうか。

 

いっぽうで皇室典範第11条によれば、本人の意思にもとづき、皇室会議の同意を得て皇族の身分を離れることができるのは、年齢15歳以上の内親王、王及び女王に限られています。制度上では、親王である悠仁殿下はご自身の意思で皇籍を離れることはできませんが、もし望まれるならば、皇位継承を辞退することは可能なのです」

 

悠仁さまご成年を8カ月後に控え、紀子さまを襲ったご体調異変。紀子さまは1月17日にもご公務にお出ましになられる予定だというが、笑顔を取り戻されるのはいつになるのか。

 

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