9月11日、ご挨拶のために秋篠宮邸を訪問された愛子さま /(C)JMPA 画像を見る

集まっていた人々の歓声を受けて、照れたように笑顔を見せられた悠仁さま

 

9月6日、18歳のお誕生日を迎えられ、御所で天皇皇后両陛下にご挨拶をされるために半蔵門を通過された際のご様子だが、このほんの20分前に愛子さまも御所に戻られていたのだ。

 

皇室担当記者はこう語る。

 

「悠仁さまから両陛下へのお誕生日のご挨拶の席に、これまで愛子さまが同席されたことはなかったと思います。

 

愛子さまがお勤め先の日本赤十字社(以下、日赤)を退社されるのは20時近くになることが多いのですが、この日は16時半ごろに退社されました。日赤を“早退”されてでも悠仁さまにお祝いをお伝えしたかったのでしょう」

 

天皇ご一家と悠仁さまのお語らいは和やかなものだったという。

 

「悠仁さまは成年皇族になられたことについて両陛下にお礼を申し上げ、最近の学校生活や8月に京都で参加された『国際昆虫学会議』のお話をされたそうです。

 

また天皇ご一家は、詳細はつまびらかにされていませんが、それぞれお祝いの品を贈られたと聞いています」(宮内庁関係者)

 

いまは皇居と赤坂御用地で離れて生活されている天皇家と秋篠宮家だが、かつては赤坂御用地内のご近所同士だった。秋篠宮家の事情に詳しい皇室関係者はこう語る。

 

「愛子さまにはごきょうだいがいらっしゃいませんから、悠仁さまのことを、まるで弟のような感覚でかわいがっていらしたのです。

 

絵本を読んでさしあげたり、いっしょにお絵描きや折り紙などもされていたと聞いています。

 

悠仁さまは幼少期からトンボなどの昆虫に興味を示されていたことが知られていますが、愛子さまも昆虫は苦手ではありません。5歳のお誕生日には、東宮御所で虫捕りをされていることも公表されています。幼かったお二人が赤坂御用地で、いっしょに虫捕りをされているお姿を想像するとほほ笑ましいですね」

 

だが愛子さまがご勤務を早めに切り上げて、悠仁さまの“誕生会”にご参加されたのは、かわいがっていた従弟へのなつかしさばかりではないという。

 

前出の宮内庁関係者によれば、

 

「悠仁さまの東京大学推薦入学への反対署名運動も話題になりましたが、18歳の悠仁さまは、いま逆風にさらされているといえます。

 

姉・眞子さんの結婚騒動や秋篠宮邸の改修費といった一連の秋篠宮家への批判があっただけではなく、さらに悠仁さまの大学ご進学へ“特別待遇”が講じられるのではないかという疑惑の声が上がっているためです。

 

両陛下は苦境にある悠仁さまを心配されており、愛子さまも激励されたいとお考えだったのでしょう。悠仁さまにも学校のご友人はいるでしょうが、皇族としての悩みを理解してもらうことはできません。年齢の近い愛子さまだからこそ、理解できるお悩みがあったり、的確にアドバイスされたりもできるのではないでしょうか」

 

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