■母娘の確執の裏で注目を集めた瑶子さまの“イメージチェンジ”
そんな信子さまと距離を置かれているのは、彬子さまだけではないという。瑶子さまの知人は、11月19日発売号の本誌でこう明かしていた。
「瑶子さまのお口からは“母”や“母親”という言葉は聞いたことがありません。信子さまのことは“あの人”と呼ばれているのです。皇室の方々はけっして多くはなく、69歳の信子さまもご公務に携わられていますが、瑶子さまは信子さまが公の場に立たれること自体を苦々しく思われているようです。また瑶子さまは、信子さまが職員を使って、ご自身や彬子さまの交友関係などを調べていると考えていて、そのことについても不満を募らせていらっしゃるのです」
それだけでなく、この10年ほどで彬子さまと瑶子さまの姉妹関係にも亀裂が生じているという。三笠宮家の事情に詳しい関係者は、本誌にこう証言していた。
「瑶子さまは、お姉さまに対しても複雑な感情を抱かれているようです。あるとき、『(姉は)家を守らないで、京都に住んでいるからね』と、ポツリともらされていました。確かに彬子さまは、大学の講義や自ら設立された心游舎の活動などのために、京都に滞在されていることも多いのです。
瑶子さまとしては、高齢の祖母・百合子さまのおそばにいて、実質的に三笠宮家を守っているのは自分なのに……、という思いをお持ちだったのでしょう。天皇陛下が即位されたとき、百合子さまはブローチを瑶子さまに譲られたと聞いています。それは大正天皇の后・貞明皇后から百合子さまがいただいたという品で、瑶子さまは『お祖母さまは、私をいちばん信頼してくださっている』と、感激されていたそうです。
そんなお祖母さまもご体調を崩され、三笠宮家の将来も不透明なまま……、誰にも相談できない鬱屈した気持ちもあり、髪を金色に染められたのでしょうか」
実際に最近でも、瑶子さまの“皇族らしからぬヘアスタイル”は話題になっていた。
「’23年8月に出席された『水を考えるつどい』では、すでに明るい茶髪にされていました。今年7月に開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権『第1回瑶子女王杯』でも茶髪のままで、真っ赤なセットアップをお召しに。さらに両耳にはゴールドのピアスを、左耳の軟骨にも小さなピアスをつけ、おしゃれを楽しまれているようでした」(前出・皇室担当記者)
10月30日に赤坂御苑で開かれた秋の園遊会では、他の女性皇族方と同じように和装で出席された瑶子さま。だが、7月よりも一段と明るい金髪にされており、まとめ髪の両サイドにはピンク色のメッシュを入れられていたのだ。
「華やかなカラーリングはお召しになっていた薄緑色の着物と調和しており、ネットでも“素敵”との声が相次ぎました。金髪にされたのは、秋の園遊会よりも前だったといいます。とはいえ瑶子さまのファッションは、年々派手になられているようにもお見受けします。彬子さまが黒髪を貫いていらっしゃるだけに、目立ってしまうのかもしれません。ファンキーなヘアスタイルへの変化の原因がご家族の確執によるストレスではないとよいのですが……」(前出・皇室担当記者)
母娘の確執が雪解けを迎える日はやってくるだろうか――。